ランディングページ(LP)は、Webマーケティングにおいてコンバージョンを最大化するための重要な手法です。
そんなLPのパフォーマンスを継続的に改善していくには、データに基づいた最適化が欠かせません。そこで今回はLPパフォーマンス改善のための施策に大きく貢献するツール75種類をカテゴリ別に表形式で徹底比較します!
なおご紹介するすべてのツールは日本語に対応していますので、ぜひ参考にしていただけたら幸いです。
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ランディングページ最適化(LPO)とは?
ランディングページ最適化(LPO)とは、ウェブサイト訪問者の行動を分析し、コピーやデザインなどを改善することでコンバージョン率を高めるための施策です。
LPは、広告や検索エンジンから集客した訪問者を商品購入や問い合わせにつなげる手段です。しかし、たとえ多くの訪問者を集められたとしても、ランディングページが魅力的でなければ、訪問者は離脱してしまいますよね。
だからLPの改善は非常に重要なのです。
効果的なLPOを実施するためには、A/Bテストやユーザー行動分析といった多角的なアプローチが欠かせません。
こうした施策を手動で行うのは非常に大変ですが、LPOツールを活用することで、効率的かつ効果的にランディングページを改善できます。
A/Bテストツール
A/Bテストとは?
A/Bテストとは、ウェブページやアプリなどの要素を複数パターン用意し、どれが最も効果的かを比較するテスト手法です。
ランディングページ(LP)においては、キャッチコピー、画像、ボタンの色や配置など、様々な要素に対してA/Bテストを実施することで、コンバージョン率の改善に繋げられます。
A/Bテストの基本的な流れは、以下のとおりです。
①仮説を立てる:どの要素をどのように変更すれば、コンバージョン率が向上するかという仮説を立てます。 ②テストパターンを作成する:仮説に基づき、変更を加えたテストパターンと、元のコントロールパターンを作成します。 ③テストを実施する:作成したテストパターンとコントロールパターンを、同じ条件で訪問者にランダムに表示します。 ④データを分析する:各パターンのコンバージョン率などのデータを収集し、統計的に有意な差があるかどうかを分析します。 ⑤結果に基づき改善する:データ分析の結果に基づき、最も効果的なパターンを採用し、LPを改善します。 |
A/Bテストを実施する際には、以下の点に注意する必要があります。
テストする要素は1つに絞る:複数の要素を同時に変更すると、どの要素が効果に影響を与えたのかが分からなくなります。 統計的に有意な差が出るまでテストを継続する:テスト期間が短すぎると、偶然の変動によって結果が左右される可能性があります。 テスト結果を鵜呑みにしない:テスト結果はあくまで参考情報であり、必ずしも全ての訪問者に当てはまるわけではありません。 |
A/Bテストツールを活用することで、これらのプロセスを効率的に、かつ正確に進めることが可能です。
A/Bテストの出来るツール比較表
それでは、日本語に対応した主要なA/Bテストツールをまとめていきます。
ツール名 | 簡単な説明 | 主な機能 | 料金 |
Optimizely | ウェブおよびモバイルエクスペリエンス向けの最適化プラットフォームで、A/Bテストと多変量テストを提供。 | A/Bテスト、多変量テスト、パーソナライズ、プログラム管理、ビジュアルエディター、ターゲティング、他ツールとの連携。 | エンタープライズ向け、料金は要問い合わせ。 以前は無料トライアルがあったが現在は終了。 一部日本語非対応。 |
VWO (Visual Website Optimizer) | 使いやすさと包括的な機能が特徴のA/Bテストツールで、ヒートマップやセッションレコーディングも搭載。 | A/Bテスト、多変量テスト、スプリットURLテスト、ヒートマップ、セッションレコーディング、フォーム分析、行動ターゲティング、ビジュアルエディター、AIによる最適化。 | 有料プラン、無料トライアルと制限付き無料スタータープランあり。 Proプランは月額約5万円から。 その他料金は要問い合わせ。 代理店による日本語対応。 |
AB Tasty | 実験とパーソナライズにおけるグローバルリーダーで、ユーザーフレンドリーなコード不要のエディターを提供。 | A/Bテスト、多変量テスト、パーソナライズ、機能管理、AIによる最適化、ROIトラッキング、各種ウィジェット(NPS、ソーシャルプルーフなど)。 | 料金は要問い合わせ。 無料トライアルあり。 管理画面は日本語対応。 |
DLPO | A/Bテストと多変量テスト、コンテンツブロックレベル分析、パーソナライズに強みを持つLPOツール。 | A/Bテスト、多変量テスト、AIパーソナライズ、コンテンツブロック分析、詳細なセグメンテーション、PDF/Excelレポート。 | 初期費用約20万円、月額費用10万円から。 無料トライアルはなし。 |
Ptengine | A/Bテスト、ヒートマップ、ウェブエンゲージメント、パーソナライズを提供するウェブ最適化プラットフォーム。 | A/Bテスト、ヒートマップ、セッションレコーディング、パーソナライズ、ユーザーセグメンテーション、ウェブエンゲージメントツール(ポップアップなど)。 | 無料プランあり(PV制限あり)、有料プランは月額約4,980円から。 14日間の無料トライアルあり。 ユーザー満足度が高い。 |
SiTest | A/Bテスト、ヒートマップ、セッションレコーディング、EFO、ウェブ解析機能を備えたオールインワンLPOツール。 | A/Bテスト、多変量テスト、ヒートマップ、セッションレコーディング、EFO、パーソナライズ、ポップアップ、アクセス解析、ウェブ広告連携。 | 有料プランは月額約5万円から。 無料トライアルあり。 アジアで多数の導入実績。 |
Juicer | ユーザー分析DMPで、A/Bテスト機能を提供、無料の基本プランあり。 | 基本的なA/Bテスト機能は無料(ページ指定、クリエイティブ登録、目標設定)、自動最適化のためのサバイバルモード。 | 基本機能は無料。 |
KAIZEN PLATFORM / KAIZEN UX | A/Bテスト機能を持つUX改善サービスで、ウェブサイトの改修サポートを提供。 | A/Bテスト、ウェブサイト改修サポート、専門家ネットワークへのアクセス。 | 料金は要問い合わせ。 |
Adobe Target | Adobe Experience Cloudの一部で、A/Bテストとパーソナライズ機能を提供。 | A/Bテスト、パーソナライズ、他のAdobe製品との連携。 | 料金は要見積もり。 |
Optimize Next | 無料のA/Bテストツールで、Google Optimizeの代替として位置づけ。 | A/Bテスト、リダイレクトテスト、コード不要の設定、直感的なインターフェース、Google Analyticsとの連携。 | 無料プランあり、有料プランは要問い合わせ。 |
KARTE Blocks | 直感的でコード不要の編集、A/Bテスト、パーソナライズに焦点を当てたLPOツール。 | A/Bテスト、ブロックベースの編集、パーソナライズ、効果の自動集計と可視化。 | 月額費用は約14万8千円から。 初期費用は約10万円。 無料トライアルあり。 |
Flipdesk | A/Bテスト機能を備えたウェブパーソナライズプラットフォーム。 | A/Bテスト、パーソナライズ、多様なウェブサイトカスタマイズオプション。 | 月額費用約5万円、初期費用約5万円。 |
Sprocket Personalize / Sprocket | AIを活用したパーソナライズプラットフォームで、LPやECサイトなど多様なサイトに対応、A/Bテスト機能も搭載。 | A/Bテスト、AIによるパーソナライズ、直感的なマウス操作での編集、多様なサイトタイプに対応。 | 料金は要問い合わせ。 |
CVX | コンバージョン率最大化に焦点を当てた最適化ツールで、A/Bテスト、ヒートマップ、セッションレコーディングを含む。 | A/Bテスト、ヒートマップ、クリックマップ、セッションレコーディング、リアルタイムユーザー行動分析。 | 料金は不明。 |
Rtoaster | A/Bテスト機能を含む包括的なマーケティングツール。 | A/Bテスト、CDP、MA、コンテンツパーソナライズ。 | 料金は不明。 |
Repro | A/Bテスト機能を備えたマーケティング自動化プラットフォーム。 | A/Bテスト、プッシュ通知、アプリ内メッセージング、ユーザーセグメンテーション。 | 料金は不明。 |
Gyro-n EFO | A/Bテスト機能も搭載したEFO(エントリーフォーム最適化)ツール。 | フォーム最適化に特化したA/Bテスト。 | 料金は不明。 |
KARTE | A/Bテスト機能を備えたCXプラットフォーム。 | A/Bテスト、リアルタイムパーソナライズ、ユーザーデータプラットフォーム。 | 料金は不明。 |
ABTasty | A/Bテスト機能を持つツール。 | A/Bテスト。 | 料金は不明。 |
A/Bテスト機能のあるLP作成プラットフォーム比較表
LPを作成するためのツールのなかには、A/Bテスト機能が組み込まれたものがあります。このようなツールはLPOをより効率化してくれるでしょう。
A/Bテスト機能のあるLP作成プラットフォームを活用するメリットは以下のとおりです。
効率的なテスト実施:LP作成と同時にA/Bテストの設定、実施、結果分析が可能。複数のツールを連携させる手間が省け、スピーディーな改善サイクルを実現します。 専門知識不要:コーディングの知識がなくても、直感的な操作でテストパターンを作成できます。テスト結果も分かりやすく表示され、データ分析に不慣れな人でも扱いやすいでしょう。 リアルタイムなデータ分析:テスト実施中にリアルタイムでデータを確認できるプラットフォームもあります。これにより、テスト結果をいち早く把握し、迅速な改善判断に繋げられます。 テストパターンの管理:複数のテストパターンを容易に管理できます。過去のテスト結果も蓄積されるため、改善履歴の確認や、類似テストの実施が容易になるでしょう。 コスト削減:複数のツールを契約する必要がなく、コスト削減につながります。また、テスト実施から結果分析までの時間を短縮することで、人件費の削減にも貢献します。 多機能性:多くのLP作成プラットフォームは、ヒートマップ分析やフォーム最適化など、A/Bテスト以外の機能も搭載しています。LP改善に必要なツールをまとめて利用できるため、業務効率が向上します。 |
それではA/Bテスト機能のあるLP作成プラットフォームの比較表を掲載いたします。
プラットフォーム名 | 簡単な説明 | 主な機能(A/Bテスト関連を含む) | 料金プラン |
ペライチ | 使いやすさと豊富なテンプレートが特徴の日本語LP作成ツール。 | ドラッグ&ドロップエディター、豊富なテンプレート、A/Bテスト、SEO最適化、フォーム作成、決済・予約システム、メールマーケティング連携。 | 無料プラン(1ページ、ペライチのブランディング)、有料プランは月額約1,465円から。 無料トライアルあり。 |
STUDIO | デザインの自由度が高いノーコードウェブ作成プラットフォームで、LP作成機能と一部解析機能あり。 | ドラッグ&ドロップエディター、CMS機能、レスポンシブデザイン、解析機能、ただし現時点ではA/Bテスト機能は内蔵されていない。 | 無料プランあり、有料プランは月額約590円から。 ページビュー数、CMSアイテム数などに応じた多様なプランあり。 |
HubSpot | LP作成とA/Bテスト機能を統合した包括的なCRMプラットフォーム。 | ドラッグ&ドロップエディター、A/Bテスト、CRM、メールマーケティング、アナリティクス、SEO最適化、パーソナライズ。 | 無料プランあり、有料プランは機能と価格が多様。料金詳細は公式サイト要確認。 |
Wix | 簡単なLP作成ツールとA/Bテスト機能(多くは連携による)を持つ人気のウェブサイトビルダー。 | ドラッグ&ドロップエディター、豊富なテンプレート、モバイルフレンドリーデザイン、SEOツール、A/BテストはGoogle OptimizeやHotjarなどのツールとの連携が推奨されることが多い。 | 無料プランあり、多様なプレミアムプランは月額約1,200円から。 |
Unbounce | 高コンバージョンを目的としたLP作成プラットフォームで、A/BテストとAIによる最適化機能を内蔵。 | ドラッグ&ドロップビルダー、A/Bテスト、AIによる自動最適化機能Smart Traffic、豊富なテンプレート。 | 有料プランは月額約74ドルから。 14日間の無料トライアルあり。 代理店による日本語サポートあり。 |
Jimdo | 使いやすさと多様なテンプレートが特徴のウェブサイトビルダーで、LP作成も可能。 | 使いやすいインターフェース、多様なテンプレート、モバイル編集、AIによるサイト自動生成(Jimdo ADI)、カスタマイズオプション(Jimdo Creator)。A/Bテスト機能の標準搭載は不明。 | 無料プランあり、有料プランは機能と価格が多様。 |
Shopify Page Builder | 主にeコマース向けのShopifyエコシステム内のLP作成ツール。A/Bテスト機能はShopifyアプリに依存する可能性あり。 | ドラッグ&ドロップビルダー、eコマースに特化した機能。 | Shopifyのサブスクリプションに含まれる。 |
Ameba Ownd | ウェブサイトやブログ作成のための日本のプラットフォームで、LP作成も可能。A/Bテスト機能の標準搭載は不明。 | 簡単なウェブサイト・ブログ作成。 | 無料プラン、有料プランあり。 |
MOSH | 小規模サービス(ヨガ、オンライン講座など)向けのLP作成ツールで、予約・決済機能を含む。A/Bテスト機能の標準搭載は不明。 | シンプルなテンプレート、予約・決済機能、モバイルファースト作成。 | 初期費用・月額費用無料、売上に応じた決済手数料。 |
Strikingly | モダンなシングルページウェブサイト作成プラットフォームで、LPにも利用可能。基本的なアナリティクス機能あり。A/Bテスト機能の標準搭載は不明。 | 簡単なシングルページウェブサイト作成、内蔵アナリティクス。 | 無料プラン、有料プランあり。 |
ヒートマップ・セッションレコーディングツール
ヒートマップツールとは?
ヒートマップツールとは、Webページにおけるユーザーの行動を可視化するツールです。
ユーザーがページのどこをクリックしたか、どこまでスクロールしたか、どこにマウスカーソルを合わせたかといったデータを、色の濃淡で分かりやすく表示します。
ヒートマップの見方には主に以下の3種類があります。
クリックヒートマップ:ユーザーがページ上のどこをクリックしたかを可視化します。 スクロールヒートマップ:ユーザーがページをどこまでスクロールしたかを可視化します。 マウスヒートマップ:ユーザーがページ上のどこにマウスカーソルを合わせたかを可視化します。 |
これらのヒートマップを分析することで、ユーザーがページのどこに興味を持ち、どこで離脱しているかを把握できます。
LP改善においてヒートマップツール、セッションレコーディングツールを活用することで、以下のようなメリットを得られます。
ユーザーの行動を可視化できる:ユーザーがページのどこに注目し、どのように行動しているかを把握することで、デザインやコンテンツの改善に繋げられます。 課題点を特定できる:ユーザーの離脱ポイントや、コンテンツの熟読状況などを把握することで、LPの課題点を特定できます。 改善効果を検証できる:改善施策を実施した後、ヒートマップツールやセッションレコーディングツールで効果を検証することで、より効果的な改善に繋げられます。 顧客理解を深められる:ユーザーの行動を分析することで、顧客のニーズや興味を深く理解し、より顧客に寄り添ったLPを作成できます。 A/Bテストの精度向上:ヒートマップツールで得られたデータを参考にABテストの仮説を立てることで、テストの精度を向上させられます。 関係部署との連携:ヒートマップなどの視覚的に分かりやすいデータは、他の部署との連携をスムーズにし、LP改善施策を円滑に進める手助けとなります。 |
ヒートマップ・セッションレコーディングツール比較表
ツール名 | 簡単な説明 | 主な機能 | 料金 |
User Heat | 日本語製の無料ヒートマップツールで、多様なユーザー行動の可視化を提供。 | クリックマップ、スクロールマップ、アテンションマップ、マウスムーブメントマップ、離脱エリア分析、PCとモバイルの両方に対応。 | 月間30万PV、1,000ページまで無料。 より多機能な有料版「User Insight」あり。 |
Mouseflow | デンマーク発のヒートマップ・セッションレコーディングツールで、日本語対応。 | クリックマップ、スクロールマップ、アテンションマップ、マウスムーブメントマップ、セッションレコーディング(セッションリプレイ)、フォーム分析、ファネル分析、アンケート。 | 無料プランあり(セッション数制限あり)、有料プランは月額約6,000円から。 14日間の無料トライアルあり。 |
MIERUCA Heatmap | AIによる分析やA/Bテスト機能も備えた日本語ヒートマップツール。 | クリックマップ、スクロールマップ、アテンションマップ(熟読エリア)、離脱エリア分析、AIによる自動分析と改善提案、簡易CMSによる編集、A/Bテスト(一部プラン)。 | 無料プランあり(PV制限と1ページ)、有料プランは月額約9,800円から。 無料トライアルあり。 |
Microsoft Clarity | Microsoftが提供する無料のヒートマップ・セッションレコーディングツールで、無制限に利用可能。 | ヒートマップ(クリック、スクロール、エリア)、セッションレコーディング、主要指標をまとめたダッシュボード、使いやすいインターフェース。 | 完全無料。 |
Ptengine | ヒートマップ(クリック、アテンション、スクロール)、セッションレコーディング、フォーム分析、ファネル分析。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
SiTest | ヒートマップ分析、クリック分析、セッションリプレイ。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
User Insight | ヒートマップ機能を持つアクセス解析ツール。 | ヒートマップ、ユーザー行動分析。 | 料金は要問い合わせ。 |
Sprocket | ヒートマップ分析。 | ヒートマップ分析。 | 料金は要問い合わせ。 |
Contentsquare | ヒートマップ機能を備えたデジタルエクスペリエンス分析プラットフォーム。 | ヒートマップ、セッションリプレイ、カスタマージャーニー分析。 | 料金は不明。 |
Appsee | モバイルアプリ向けヒートマップ・セッションレコーディングツール。 | タッチヒートマップ、ユーザーセッションレコーディング、クラッシュ分析。 | 料金は不明。 |
Crazy Egg | 人気のヒートマップ・セッションレコーディングツール。 | クリックマップ、スクロールマップ、オーバーレイレポート、セッションレコーディング、A/Bテスト(一部プラン)。 | 有料プラン、無料トライアルあり。 |
Zoho PageSense | ヒートマップとA/Bテストを含むウェブサイト最適化スイート。 | ヒートマップ、セッションレコーディング、A/Bテスト、フォーム分析、パーソナライズ。 | 有料プラン、無料プランあり。 |
ferret One | セッションレコーディングとキャンペーン分析機能を備えたLPOツール。 | セッションレコーディング、キャンペーン管理、ユーザー行動分析。 | 有料プラン。 |
AIアナリスト | Google AnalyticsのデータをAIが分析し、改善点を提案するLPOツール。 | AIによる分析、改善点の自動特定、Google Analyticsとの連携。 | 無料プランあり。 |
ペライチ | LP作成プラットフォームの項で詳細を記載 | LP作成プラットフォームの項で詳細を記載 | LP作成プラットフォームの項で詳細を記載 |
LPcats | スワイプ型LP作成ツールで、分析機能内蔵。 | スワイプベースLP作成、CTAボタン固定、PDCAのための分析機能内蔵。 | 有料プラン。 |
ここに記載した多くのツールがヒートマップ・セッションレコーディング両方の機能を提供しており、使い分ける必要なくユーザー行動分析がしやすい状況です。
Web解析ツール
Web解析ツールとは?
Web解析ツールとは、Webサイトの訪問者の行動データを収集・分析するためのツールです。
訪問者の属性情報(年齢、性別、地域など)、流入経路、ページ閲覧状況、コンバージョン状況など、多岐にわたるデータを取得できます。
これらのデータを分析することで、LPの課題点を特定し、改善施策を立案できます。
代表的なWeb解析ツールとしては、Googleアナリティクスが挙げられます。その他にも、有料の高機能なツールや、特定の機能に特化したツールなど、様々な種類が存在します。
Web解析ツールをLP改善に活用することで、以下のようなメリットを得られます。
現状把握:LPへの訪問者数、流入経路、離脱率、コンバージョン率など、現状のパフォーマンスを定量的に把握できます。 課題特定:離脱率の高いページや、コンバージョンに至らないユーザーの行動パターンなどを分析することで、LPの課題点を特定できます。 改善施策の立案:データに基づき、LPの構成、デザイン、コンテンツなどを改善する施策を立案できます。 効果検証:改善施策を実施した後、効果測定を行い、さらなる改善に繋げられます。 顧客理解:訪問者の属性情報や行動データを分析することで、顧客ニーズや行動特性を深く理解し、より顧客に寄り添ったLPを作成できます。 投資対効果の測定:LP改善にかけた時間や費用と、得られた成果を比較することで、投資対効果を測定できます。 |
Web解析ツールは、LP改善において必須のツールです。データに基づいた改善を行うことで、コンバージョン率の向上や、顧客獲得に繋げられます。
Web解析ツール比較表
ツール名 | 簡単な説明 | 主なLP改善機能 | 料金 |
Google Analytics | Googleが提供する広く利用されている無料のウェブ解析ツールで、ウェブサイトのトラフィックとユーザー行動を追跡・分析するための豊富な機能を提供。 | コンバージョントラッキング(目標設定)、ユーザー行動分析(離脱率、ページ滞在時間、エンゲージメント)、トラフィックソース分析、セグメンテーション、リアルタイム分析、目標設定、セッション数、離脱率、コンバージョンなどの主要指標を示すランディングページレポート。 Google Optimize(現在は終了)や他のGoogle Marketing Platformツールとの連携。 | 無料版あり、大規模企業向けに高度な機能を備えた有料版(Google Analytics 360)あり。 |
Adobe Analytics | Adobeが提供する包括的なウェブ、製品、モバイル向け解析ソリューションで、高度な分析とカスタマージャーニーのインサイトを提供。 | カスタマージャーニー分析、コンテンツ分析(アセットパフォーマンス)、セグメンテーション、リアルタイムデータ取り込み、無制限分析、他のAdobe Experience Cloud製品との連携。 | 有料プラン、エンタープライズ向け、料金は要問い合わせ。 無料版と比較して高価。 |
Ptengine | 主要指標をまとめたダッシュボード、セグメント分析、イベント分析、LPでのユーザー行動を理解するためのヒートマップ、最適化のためのA/Bテスト、ウェブエンゲージメント機能。 | A/Bテストツールおよびヒートマップ・セッションレコーディングツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールおよびヒートマップ・セッションレコーディングツールの項で詳細を記載 |
SiTest | トラフィック分析、ユーザー行動追跡、LPパフォーマンスの全体像を把握するためのA/Bテスト・ヒートマップ機能との連携を含む包括的なウェブ解析機能。 | A/Bテストツールおよびヒートマップ・セッションレコーディングツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールおよびヒートマップ・セッションレコーディングツールの項で詳細を記載 |
User Insight | ヒートマップ機能を持つアクセス解析ツール。 | アクセス解析、ユーザー行動分析、無料のUser Heatと比較してより深いインサイトの可能性。 | 料金は要問い合わせ。 |
AIアナリスト | Google AnalyticsのデータをAIが分析し、ウェブサイトとLPの改善のための自動提案を行うLPOツール。 | AIによる分析、ウェブサイトとLP改善のための自動提案、Google Analyticsとの連携。 | 無料プランあり。 |
DLPO | 詳細なセグメンテーションによる分析、特にコンテンツブロックレベルでのLPのコンバージョンとユーザー行動の追跡。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
Juicer | 訪問者の特性とLPでの行動を理解するためのユーザー分析、A/Bテスト機能との連携。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
KAIZEN UX / KAIZEN PLATFORM | 数多くのウェブサイト最適化の経験を活かし、LPパフォーマンス分析をUX改善サービスの一部として提供。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
Squad beyond | LP作成、分析、改善を網羅するデジタルマーケティングプラットフォーム。 | LPパフォーマンスを理解するための統合アナリティクス、最適化プロセス全体をサポート。 | 料金は不明。 |
CVX | ヒートマップ、クリックマップ、セッションレコーディングによるLPでのユーザー行動分析、効果的な改善点の特定を支援。 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 | A/Bテストツールの項で詳細を記載 |
CODE Marketing Cloud | CVR向上と離脱防止に焦点を当てたウェブ最適化ツールで、アナリティクス機能を含む。 | LPでのユーザー行動を理解し、最適化すべき領域を特定するためのアナリティクス。 | 料金は不明。 |
Wix Analytics | Wixプラットフォームに内蔵されたアナリティクス。 | LPのページビュー数、離脱率、トラフィックソース、コンバージョントラッキングの可能性。 | Wixプランに含まれる。 |
Strikingly Analytics | Strikinglyで作成されたウェブサイト(LPを含む)に内蔵されたアナリティクス。 | LPの基本的なウェブサイトトラフィック分析。 | Strikinglyプランに含まれる。 |
Similar Web | 自社および競合他社のLPのトラフィックソース、エンゲージメント指標、オーディエンス属性に関するインサイトを提供。 | 自社および競合LPのトラフィックソース、エンゲージメント指標、オーディエンス属性に関するインサイトを提供。 | 無料プランあり、有料プランは機能が豊富。 |
Matomo (旧Piwik) | プライバシーとデータ管理に焦点を当てたオープンソースの解析プラットフォーム。 | ユーザー行動に関する詳細なレポート、LPの目標追跡、プラグインによるヒートマップ利用可能。 | セルフホストは無料、有料クラウドホスティングオプションあり。 |
アクセス解析研究所 | 広範なデータ分析機能を備えた無料のアクセス解析ツール。 | LPパフォーマンス理解のための広範なデータ分析。 | 無料。 |
User Local – スマートフォン解析ツール – | スマートフォントラフィックに特化した解析ツール。 | LPでのモバイルユーザー行動分析。 | 料金は不明。 |
アクセスランキング / サイト内ランキング (i2i.jp) | アクセスランキングやサイト内ランキングなどの機能を無料で利用できるウェブパーツ。 | LPを含むサイトの人気コンテンツに関するインサイト。 | 無料。 |
みやすい解析 (sibulla) | ウェブ解析機能、広告効果測定機能、SEO効果測定機能を備えたツール。 | SEOと広告に関連するLPパフォーマンス理解のための包括的な分析。 | 料金は不明。 |
SiteLead | 離脱防止機能を備えた無料のヒートマップツール。 | ヒートマップ、LPでの離脱ユーザーの行動分析。 | 無料プランあり、有料プランあり。 |
まとめ
今回はLPO(ランディングページ最適化)に便利な日本語対応ツールを、以下のカテゴリー別に75種類比較しました。
・A/Bテストツール LPの様々な要素を比較し、最も効果的なパターンを見つけるためのツール ・A/Bテスト機能のあるLP作成プラットフォーム LP作成とA/Bテストを一体化し、効率的な改善サイクルを実現するツール ・ヒートマップ、セッションレコーディングツール ユーザーの行動を可視化し、LPの課題点を特定するためのツール ・Web解析ツール LPの現状把握、課題特定、改善施策の立案・効果検証を行うためのツール |
これらのツールを活用することで、データに基づいた客観的なLP改善が効率化できるでしょう。
LP改善は、コンバージョン率向上、顧客獲得に繋がる重要な施策です。多種多様なツールの中から自社の課題や目的に合ったツールを選び、効果的なLP運用を目指しましょう!
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