カテゴリー
ECサイト

ECサイトの売上アップ方法についてプロが徹底解説!

ECサイトの売上、伸び悩んでいませんか?

集客、顧客満足度、競合との競争…。課題は山積みですよね。マーケティング担当者なら誰もが頭を抱えるはずです。

でも、もう大丈夫! 

この記事ではECサイト売上アップのための具体的な方法を、上場アパレル企業の売上を1年間で3倍にアップした実績のあるプロが初心者にも分かりやすく解説します。

ポイントをバッチリおさえ、あなたのECサイトを成功に導くヒントを記します。売上アップを実現し、事業を成長させましょう!

▼しっかり届くのに、シンプル。20年以上愛されているメルマガツールの詳細はこちら▼

ページコンテンツ

この記事を書いた人

川上サトシ

合同会社ぎあはーと 代表

Webマーケター。
ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

ECサイト売上アップの方程式を知ろう

まずは「ECサイトの売上」がどのような要素で構成されているのかを理解しておく必要があります。

シンプルな方程式で表してみましょう。

ECサイトの売上 = アクセス数(集客) × 購入率(CVR) × 客単価

アクセス数(集客):ECサイトに訪れるユーザーの数

購入率(CVR):ECサイトに訪れたユーザーのうち、実際に商品を購入した人の割合

客単価:1人のお客様が1回に購入する金額

この方程式からわかるように、ECサイトの売上を上げるためには、以下の3つの要素のいずれか、あるいはすべてを向上させる必要があります。

・アクセス数を増やす

・購入率を上げる

・客単価を上げる

例えば、アクセス数を2倍に増やすことができれば、購入率と客単価が同じでも売上は2倍になります。

同様に、購入率を2倍に上げる、あるいは客単価を2倍に上げることも、売上を2倍にする効果があります。

もちろん、これらの要素をバランス良く向上させることが、最も効果的な売上アップの方法と言えるでしょう。

この方程式を理解しておくことで、現状における課題や、改善すべきポイントを明確にすることができます。

例えば、アクセス数が少ない場合は集客に力を入れる、購入率が低い場合はサイトの改善を行う、客単価が低い場合は高単価商品の販売促進を行う、といった具合です。

それではここから、

・アクセス数をアップさせる方法

・購入率をアップさせる方法

・客単価をアップさせる方法

についてそれぞれ詳しく徹底解説していきます!

アクセス数をアップさせる方法

ECサイトの売上アップには、まずサイトへのアクセス数を増やすことが重要です。

ここでは、様々な集客方法の中から、特に効果的な方法を5つ紹介します。

ECモールに出店する

Amazon、楽天市場、Yahoo!ショッピングなどのECモールに出店することは、集客力を高める上で非常に有効な手段です。

ECモールは、すでに多くのユーザーを抱えており、モール内検索やカテゴリ検索を通じて、自社商品をユーザーに発見してもらう機会を増やすことができます。

また、ECモールに出店することで、モールからの集客だけでなく、自社ECサイトへの流入も見込めます。

モールで購入したユーザーが、その後も継続的に商品を購入してくれるよう、メルマガ登録やポイント付与などの施策を展開し、自社ECサイトへ誘導していくことが重要です。

ECモールへの出店は、集客力の向上だけでなく、ブランド認知度の向上にも貢献します。

ただし、ECモールへの出店には、手数料競合の多さといったデメリットも存在します。

そのため、自社の商品やターゲット層、そして経営状況などを考慮し、出店するモールを慎重に選択する必要があります。

メルマガでの集客

メルマガは、顧客との長期的な関係構築に役立つツールであり、リピーター獲得に効果的です。

ECサイトで商品を購入したタイミングで、メルマガ登録を促し、顧客との接点を増やしていくことが重要です。

メルマガを通じて、新商品情報やセール情報、クーポンなどを配信することで、顧客の再購入を促し、売上アップに繋げることができます。

また、顧客の誕生日月にバースデーメールを送ったり、購入履歴に基づいた商品をおすすめしたりするなど、パーソナライズされたメルマガを配信することで、顧客満足度を高めることも可能です。

Web広告での集客

Web広告は、即効性のある集客方法として、多くのECサイトで活用されています。

特に、Googleショッピング広告は、商品画像や価格を表示できるため、ユーザーの購買意欲を高めやすく、ECサイトへの集客に効果的です。

しかし、Web広告は費用対効果を常に意識する必要があります。

広告費用が高額になりすぎると、利益を得られなくなる可能性があるため、適切な予算設定と効果測定が重要です。

とくに商品単価が低い場合は広告費用が収益を上回ってしまう可能性もあるため、注意が必要です。

SNSでの集客

Instagram、Facebook、XなどのSNSは、情報発信によるブランディングや、ユーザーとのエンゲージメントを高める上で有効なツールです。

特に、Instagramは、写真や動画で商品の魅力を視覚的にアピールできるため、ECサイトとの相性が良く、多くの企業が活用しています。

SNSでの集客では、広告を活用する方法と、オーガニック投稿で集客する方法があります。

広告を活用する場合は、ターゲット層を絞り込み、効果的な広告配信を行うことが重要です。

オーガニック投稿で集客する場合は、スタッフブログのようなユーザーに近い目線で情報発信を行うことで、親近感や共感を生み出し、ファンを獲得していくことが重要です。

検索エンジンでの集客

SEOに強い記事を作成し、検索エンジンからの流入を増やすことも、重要な集客方法です。

特に、ECサイトと相性の良い記事としては、以下の2つのタイプが挙げられます。

トレンド系の記事: 最新のトレンド情報をまとめた記事。

例:「2024年最新版!人気の〇〇ランキング」
比較系の記事: 複数の商品を比較検討できる記事。

例:「〇〇と△△を徹底比較!あなたにぴったりの商品はどっち?」

これらの記事は、ユーザーの検索意図と合致しやすいため、検索エンジンで上位表示されやすく、多くのアクセスを集めることができます。

質の高いSEO記事を作成し、検索エンジンからの流入を増やすことで、売上アップに繋げることが可能になります。

購入率をアップさせる方法

ECサイトの売上アップには、アクセス数を増やすだけでなく、サイトに訪れたユーザーをいかに購入に導くか、つまり購入率を高めることも重要です。

ここでは、購入率をアップさせるための具体的な方法を解説します。

ターゲット層を明確にする

まずは、ECサイトのターゲット層を明確にしましょう。

ターゲット層の年齢、性別、職業、ライフスタイル、興味関心などを具体的に想定し、ペルソナ像を作成することで、より効果的なマーケティング戦略を立案することができます。

例えば、ターゲット層が30代女性で、仕事と子育てを両立している忙しい主婦層の場合、彼女たちは平日の昼間は家事や育児に追われ、ゆっくりとECサイトを閲覧する時間がないかもしれません。

しかし、夜や休日は、子供を寝かしつけた後などに、スマートフォンでECサイトを閲覧する時間があると考えられます。

このように、ターゲット層の行動を具体的にイメージすることで、メルマガ配信や広告配信などのタイミングを最適化し、購入率を高めることができます。

また、ターゲット層に合わせて、サイトのデザインやコンセプトを明確に決めることも重要です。

ターゲット層が好むデザインや、興味関心のあるコンテンツを提供することで、ユーザーのサイトへの滞在時間を延ばし、購入率向上に繋げることができます。

ユーザビリティの高いECサイト

ECサイトのユーザビリティを高めることは、購入率向上に大きく貢献します。

ユーザーがストレスなく商品を探し、購入できるよう、以下の点に注意しましょう。

分かりやすい商品写真

商品の魅力が伝わる高画質の写真を使用し、ズーム機能や複数枚の画像表示などを活用することで、ユーザーが商品を詳しく確認できるようにする。

分かりやすい商品タイトル・商品説明

商品の特徴やメリットが簡潔に伝わるように、分かりやすい文章で記述する。

操作しやすいボタンやリンク

ボタンの大きさやリンクの位置などを工夫し、ユーザーが迷わずに操作できるようにする。

整理されたトップページ

ロゴ、写真、メニューなどを効果的に配置し、ユーザーが迷わずに目的の情報にアクセスできるようにする。

見やすいバナー

キャンペーンページへの遷移やメルマガ登録などを促すバナーを、分かりやすく目立つように配置する。

分かりやすいサイト構造

カテゴリ分けやページ構成を工夫し、ユーザーが目的の商品をスムーズに見つけられるようにする。

シンプルな購入手続き

購入までのステップをできるだけ少なくし、ユーザーが迷わずに購入を完了できるようにする。

スマホで閲覧と購入がしやすい状態にする

近年では、スマートフォンからのアクセスが多くを占めるECサイトが多いと思います。

そのため、スマートフォンでの閲覧と購入を最適化することは、非常に重要です。

PCサイトのデザインをそのままスマートフォンに適用するのではなく、スマートフォン専用のレイアウトやデザインを採用し、画面サイズや操作方法に最適化することで、ユーザーの利便性を高め、購入率向上に繋げることができます。

滞在しやすいサイトデザイン

ユーザーがECサイトに長く滞在してくれるように、快適なサイトデザインを心がけましょう。

回遊しやすい構造

関連商品へのリンクやおすすめ商品の表示、バナーなどを効果的に配置することで、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなるようにする。

見ていて疲れないデザイン

色使いやフォント、画像の配置などを工夫し、ユーザーが見やすく、長時間閲覧していても疲れないデザインにする。

Web接客ツールやカゴ落ち防止ツールの導入

Web接客ツールやカゴ落ち防止ツールを導入することで、ユーザーの離脱を防ぎ、購入率を高めることができます。

AIチャット

ユーザーからの質問に自動で回答するAIチャットを導入することで、顧客満足度を高め、購入を促進する。

ポップアップ

カゴ落ちが発生した際に、ポップアップでユーザーに通知し、購入を促す。

ステップメール

カゴ落ちしたユーザーに対して、ステップメールで商品情報を再送したり、クーポンを発行したりすることで、購入を促す。

決済方法を増やす

クレジットカードやスマホ決済だけでなく、銀行振込や代金引換など、複数の決済方法を用意することで、ユーザーの利便性を高め、購入率向上に繋げることができます。

ユーザーが希望する決済方法を選択できるようにすることで、購入を諦めてしまうユーザーを減らすことができます。

客単価をアップさせる方法

ECサイトの売上を上げるためには、アクセス数や購入率だけでなく、客単価を上げることも重要です。

客単価が上がれば、購入者一人ひとりから得られる収益が増えるため、効率的に売上を伸ばすことができます。

ここでは、客単価を上げるための具体的な方法を解説します。

セット販売をする

複数の商品をまとめて購入すると割引になるセット販売は、客単価を上げるための効果的な方法です。

シャンプーとコンディショナー、化粧水と乳液など、関連性の高い商品をセットにすることで、顧客はまとめて購入しやすくなります。

また季節限定のセットや、福袋のようなお得感のあるセット販売を行うことも、購買意欲を高める効果があります。

セット販売を効果的に行うためには、顧客のニーズを捉えた魅力的なセット商品を企画することが重要です。

例えば、顧客の購入履歴やアンケートなどを分析し、よく一緒に購入されている商品をセットにしたり、顧客の声を反映したセット商品を開発したりすることで、顧客満足度を高めながら客単価を上げることができます。

商品の質を上げる

商品の質を上げることは、顧客満足度を高め、リピーターを増やすだけでなく、客単価を上げる上でも重要な要素です。

高品質な商品は、価格が高くても購入される傾向があります。

顧客は、価格に見合った価値を感じれば、高額な商品でも購入する意思決定を行います。

そのため、商品の素材や製造方法、デザインなどを改善し、顧客に「高品質」と感じてもらえる商品を提供することで、客単価を上げることができます。

また顧客の声を収集し、商品開発に活かすことも重要です。

顧客が求める機能やデザイン、価格帯などを把握し、顧客のニーズに合致した商品を開発することで、顧客満足度を高め、客単価向上に繋げることができます。

ブランド価値を上げる

ブランド価値を高めることは、顧客ロイヤリティを高め、価格競争に巻き込まれずに、適正な価格で商品を販売できるようになるため、客単価を上げる上で非常に重要です。

ブランド価値を高めるためには、長期的な視点でブランディング活動に取り組む必要があります。

ブランドのコンセプトやストーリーを明確に伝え、顧客とより近い関係を築くことが重要です。

ブランディングの手段としては、以下のようなものが挙げられます。

メルマガ

企業理念やブランドストーリー、商品開発秘話などをメルマガで発信することで、顧客とのエンゲージメントを高める。

自社サイト

サイトのデザインやコンテンツを充実させることで、ブランドの世界観を表現し、顧客に魅力的なブランド体験を提供する。

ディスプレイ広告

高品質な画像や動画、キャッチコピーなどを用いたディスプレイ広告を配信することで、ブランドイメージを高める

これらのブランディング活動を通して、顧客にブランドの価値を認識してもらうことで、価格に対する信頼感を得ることができ、客単価向上に繋がるでしょう。

ECサイトの分析で役立つ指標

ECサイトの売上を上げるためには、現状を把握し、改善すべきポイントを見つけることが重要です。

そのためには、様々な指標を用いてECサイトを分析する必要があります。

ここでは、ECサイトの分析に役立つ主要な指標を紹介します。

セッション数

セッション数とは、ユーザーがサイトに訪問した回数のことを指します。

例えば、ひとりのユーザーが朝と昼にサイトを訪れれば、セッション数は2回としてカウントされます。

セッション数は、サイトへの集客力を測る上で基本的な指標となります。

セッション数が多いほど、サイトに多くの訪問回数があることを示しており、サイトの流入経路の多さ注目度を測る指標になります。

ユニークユーザー数

ユニークユーザー数とは、一定期間内にサイトにアクセスしたユーザーの数を、重複を排除してカウントしたものです。

例えば、同じユーザーが1日に複数回サイトにアクセスした場合でも、ユニークユーザー数としては1人とカウントされます。

ユニークユーザー数は、サイトに訪れているユーザーの規模を把握する指標となります。

新規顧客の獲得状況や、リピーターの増加状況などを分析する際に役立ちます。

ページビュー(PV)

ページビュー(PV)とは、サイト内のページが閲覧された回数のことです。

サイト内部がどのくらいユーザーに興味を持たれているのか、を測る指標になります。

PVをページごとに見ることで、注力すべきコンテンツを洗い出すことが可能になります。

例えば、特定の商品ページのPV数が非常に多い場合は、その商品に対するユーザーの関心が高いことを示しており、広告やキャンペーンなどの施策を打つことで、売上増加に繋がる可能性があります。

ただしその場合はページの滞在時間も考慮しましょう。沢山見られているページだったとしても、平均滞在時間が数秒しかないのであれば、そのページは流入はしやすいもののあまり興味を持たれていないということになります。

滞在時間

滞在時間とは、ユーザーがページに滞在していた時間のことを指します。

滞在時間が長いほど、ユーザーがサイトに興味を持ち、じっくりと商品を検討していると考えられます。

滞在時間を延ばすためには、ユーザーにとって有益なコンテンツを提供したり、快適なサイトデザインを採用するなど、ユーザーがサイトに滞在したくなるような工夫が必要です。

購入率(CVR)

購入率(CVR)とは、ECサイトに訪れたユーザーのうち、実際に商品を購入した人の割合のことです。

CVRはサイトの購入までの導線や、商品の魅力度価格設定などが適切かどうかを判断する指標となります。

CVRが低い場合は、サイトのユーザビリティ改善や、商品ページの見直し、価格調整など、様々な改善策を検討する必要があります。

LTV

LTV(Life Time Value)とは、顧客生涯価値のことで、1人の顧客が生涯にわたってもたらす利益の合計を指します。

LTVを高めることは、長期的な売上増加に繋がり、安定的な事業成長を促します。

LTVを高めるためには、顧客満足度を高め、リピーターを増やすことが重要です。

回遊率

回遊率とは、ユーザーひとりあたりがサイト内で見たページの数のことです。

回遊率が高いほど、ユーザーがサイトに興味を持ち、様々な商品を閲覧していることを示しています。

回遊率を高めるためには、関連商品へのリンクおすすめ商品の表示バナーなどを効果的に配置し、ユーザーがサイト内を回遊しやすくなるように工夫する必要があります。

まとめ

今回はECサイトの売上を伸ばすための具体的な方法を、 アクセス数アップ、購入率アップ、客単価アップの3つの視点から解説しました。

アクセス数アップ には、

・ECモールへの出店

・メルマガ配信

・Web広告の活用

・SNSでの情報発信

・SEOに強い記事作成

などが有効です。

購入率アップ には、

・ターゲット層の明確化

・ユーザビリティの高いサイト構築

・スマホ対応

・滞在しやすいサイトデザイン

・Web接客ツール導入

・決済方法の多様化

などが重要となります。

客単価アップ には、

・セット販売

・商品の質向上

・ブランド価値向上

といった戦略が有効です。

さらに、ECサイトの現状を把握し改善ポイントを見つけるためには、

・セッション数

・ユニークユーザー数

・ページビュー(PV)

・滞在時間

・購入率(CVR)

・LTV

・回遊率

といった指標を用いた分析が不可欠です。

これらの施策と分析を効果的に活用することで、ECサイトの売上アップを実現し、事業を成長させることができます。

ぜひこの記事を参考に、ご自身のサイトの状況を改善してみてください!

コンビーズメールはシンプルで続けやすいメルマガ!

 

弊社のメルマガサービス「コンビーズメール」は、初心者でも始めやすく、続けやすいことが強みです。一番の強みは他社にないシンプルさはじめてのメルマガに挑戦する方にぜひオススメのツールです!

使い方がとにかくシンプル!

分析も必要最小限なので混乱しない!

月額4,400円〜でリーズナブル!

ぜひこの機会に、始めの一歩を踏み出しましょう!

▼資料請求はこちら▼

    必須企業名、担当者名

    必須メールアドレス

    任意電話番号

    必須該当項目をお選びください

    この記事を書いた人

    川上サトシ

    合同会社ぎあはーと 代表

    Webマーケター。
    ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
    ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

    Webマーケティングに関するブログ記事の一覧

    \ 記事をシェアする /
    カテゴリー
    ECサイト

    プロが教えるECサイトの集客法!

    ECサイトの運営者なら、誰もが売上アップを目指しているはず。

    でも、思うようにアクセス数が伸びなかったり、せっかくサイトに訪れてくれたユーザーが購入に至らなかったり…と、悩みは尽きないですよね?

    もっと効率的に集客したい

    費用対効果の高い施策を知りたい

    最新のトレンドも取り入れたい

    そんな悩みをお持ちのあなたへ。

    この記事では、上場アパレル企業の売上を1年間で3倍にアップした実績のあるWebマーケティングの専門家がECサイトの集客方法を7つ紹介し、それぞれの特徴やメリット・デメリットをわかりやすく解説します。

    さらに、ECモールでのSEO対策や、コンテンツマーケティングSNSマーケティングなど、売上アップに繋がる具体的な施策もそれぞれ詳しく徹底解説します。

    この記事を読めば、きっとあなたのECサイトの集客力アップに役立つヒントが見つかるはず。

    ぜひ最後まで読んで、集客力を高め、売上アップを実現しましょう!

    ▼しっかり届くのに、シンプル。20年以上愛されているメルマガツールの詳細はこちら▼

    ページコンテンツ

    この記事を書いた人

    川上サトシ

    合同会社ぎあはーと 代表

    Webマーケター。
    ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
    ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

    ECサイト集客の基本

    ECサイトを運営する上で、集客は欠かせない要素。ECサイトの価値は「アクセス数 × コンバージョン率 × 客単価」という単純な基準で考えられていることも多いです。

    どれだけ魅力的な商品を販売していても、サイトへの訪問者がいなければ、売上を伸ばすことはできません。

    集客によって多くの潜在顧客に商品をアピールし、購買に繋げることが重要になります。

    ECサイトへの7つの集客経路

    ECサイトへの集客経路は、多岐に渡ります。それぞれのメリット・デメリットを理解し、自社ECサイトにとって最適な方法を選択することが大切です。

    主な集客経路は以下の通りです。

    ECモールへの出店

    Amazonや楽天市場などのECモールに出店する方法。

    メリット:モールが持つ集客力により、多くのユーザーへアプローチできる。

    デメリット:モールへの手数料が発生する、競合が多い。

    コンテンツマーケティング

    ブログなど、ユーザーにとって有益なコンテンツを作成・発信し、集客する方法。

    メリット:SEO効果による長期的な集客が見込める、ユーザーとのエンゲージメントを高められる。

    デメリット:効果が出るまでに時間がかかる、コンテンツ作成にコストがかかる。

    メールマーケティング

    メルマガやステップメールを配信し、顧客に情報を届け、購買を促進する方法。

    メリット:顧客との関係性を構築できる、リピート購入を促進できる。

    デメリット:開封率・クリック率が低い場合がある、配信リストの管理が必要。

    SNSマーケティング

    Facebook、X、InstagramなどのSNSを活用して集客を行う方法。

    メリット:拡散力が高い、顧客とのエンゲージメントを高められる。

    デメリット:運用に手間がかかる、炎上リスクがある。

    Web広告

    GoogleやYahoo!などの検索エンジン、SNSなどに広告を出稿する方法。

    メリット:即効性がある、ターゲティングが可能。

    デメリット:費用がかかる、継続的な費用対効果の検証が必要。

    インフルエンサーマーケティング

    インフルエンサーに商品やサービスをPRしてもらう方法。

    メリット:口コミ効果により、購買意欲を高められる。

    デメリット:費用がかかる、インフルエンサー選定が重要。

    動画マーケティング

    YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームで、商品やサービスをPRする方法。

    メリット:視覚的に訴求できる、ユーザーの記憶に残りやすい。

    デメリット:動画制作にコストがかかる、効果測定が難しい。

    それぞれの集客経路には、メリットとデメリットがあります。どの集客方法が効果的かは、ECサイトの規模や業種、ターゲット層、予算などによって異なります。

    そのため、まずは現状を分析し、目標とするアクセス数や売上などを明確にした上で、最適な集客方法を選択することが重要です。

    ECモールでのSEO対策

    多くのECサイトにとって、Amazonや楽天市場などのECモールへの出店は、もはや必須と言えるでしょう。

    ECモールは、それ自体が巨大な集客プラットフォームとしての役割を果たしており、多くのユーザーに商品をアピールできる絶好の場です。

    しかし、ECモールに出店すれば自動的に売上が上がるわけではありません

    モール内には数多くの競合が存在し、ユーザーの目に止まるためには、自社商品をいかに上位表示させるかが重要になります。

    ECモールの検索エンジンの仕組み

    ECモールでのSEO対策は、検索エンジンの仕組みを理解することから始まります。

    Googleなどの検索エンジンは、ユーザーが入力したキーワードに基づいて、関連性の高いWebページを検索結果に表示します。

    ECモールも同様に、独自の検索エンジンを搭載しており、ユーザーが商品を探す際にキーワード検索を利用します。

    しかしECモールで商品を上位表示させるアルゴリズムの仕組みは全くといっていいほど異なります

    ECモールでのSEOで特に重要なポイントは「直近の購入数」「購入者の高評価率」「レビュー数」の3点です。

    直近の購入数

    売れている商品は、それだけユーザーから支持されていると判断され、検索順位が上がりやすくなります。

    購入者の高評価率

    商品レビューの評価が高いほど、商品の信頼性が高まり、検索順位に良い影響を与えます。

    レビュー数

    レビューが多いほど、ユーザーの関心が高い商品と判断され、検索順位が上がりやすくなります。

    レビューが1個つくだけで、売れ行きの差は凄まじいです。最初の購入者たちがレビューをつけるかどうかで、ヒット商品になるかどうかが決まる。そのくらい大切な要素です。

    商品画像の質もSEOに影響する

    これらの要素に加えて、商品画像の質も検索順位に影響を与えます。

    ユーザーが商品をイメージしやすい、分かりやすい画像を使用することで、クリック率向上に繋がり結果として検索順位にも良い影響を与えます

    商品名や商品説明文における対策も必要

    商品名や商品説明文も重要な要素です。

    商品のターゲット層が検索するであろうキーワードを盛り込むことで、検索エンジンに商品内容を正しく理解させ、検索順位向上に繋げることができます。

    この理由から各モールで一時期はキーワードのみを羅列した非常に長い商品名が横行しましたが、現在はルール上NGとされているところが多いです。

    ルールを守ることが大切

    ECモールごとに独自のルールやガイドラインが設けられている場合があり、SEO対策を行う際には、これらのルールを遵守することが重要です。

    たとえば画像内に含めることができる文字の大きさやロゴの規定など、細かいルールが定められている場合があります。

    これらのルールに違反すると、検索順位を下げられる可能性が高いため、注意が必要です。

    コンテンツマーケティング

    コンテンツマーケティングとは、ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成・発信することで、集客や顧客育成を行うマーケティング手法です。

    ECサイトにおいても、コンテンツマーケティングは重要な役割を担います。

    ECサイトにおけるコンテンツマーケティング

    ECサイトでコンテンツマーケティングを行う場合、ECモールとは異なるSEO対策が必要になります。

    ECモールでは、モール内の検索エンジンで上位表示されるように商品ページを最適化することが重要ですが、コンテンツマーケティングでは、Googleなどの検索エンジンで上位表示されるようにコンテンツを最適化する必要があります。

    そのため、キーワード調査やコンテンツSEOなど、Webサイト全体のSEO対策を強化する必要があります。

    コンテンツマーケティングでは、ブログ記事や動画、インフォグラフィックなど、様々な形式のコンテンツを作成することができます。

    とにかく重要なのは、ユーザーにとって役立つ情報を提供することです。

    たとえば商品の使い方や選び方、商品レビュー、業界トレンド情報など、ユーザーの購買意欲を高めるようなコンテンツを作成することで、ECサイトへの集客に繋げることができます。

    コンテンツマーケティングのメリット

    コンテンツマーケティングには、以下のようなメリットがあります。

    長期的な集客効果

    質の高いコンテンツは、長期間にわたってユーザーに閲覧され続けるため、長期的な集客効果が見込めます。

    ブランドイメージ向上

    ユーザーにとって有益な情報を提供することで、企業やブランドに対する信頼感や好感度を高めることができます。

    顧客とのエンゲージメント強化

    コンテンツを通してユーザーとコミュニケーションをとることで、顧客とのエンゲージメントを高めることができます。

    コンテンツマーケティングで重要なポイント

    コンテンツマーケティングで重要なのは、アクセス数を増やすことだけではありません

    サイトに訪れたユーザーをいかに購入に導くか、つまり購入率を高めることが重要です。

    そのためには、以下のような点に注意する必要があります。

    ターゲット層を明確にする

    どのようなユーザーにコンテンツを届けたいのかを明確にする。

    ニーズに合ったコンテンツを作成する

    ターゲット層のニーズに合った情報を提供する。

    分かりやすく、読みやすいコンテンツを作成する

    専門用語を避け、簡潔で分かりやすい文章と見やすいレイアウトでコンテンツを作成する。

    行動を促す

    コンテンツの最後には、商品購入ページへのリンクやメルマガ登録フォームなどを設置し、ユーザーに行動を促す。

    効果測定と改善

    アクセス数やコンバージョン率などの指標を分析し、コンテンツを改善していく。

    メールマーケティング

    メールマーケティングとは、メールを通して顧客とコミュニケーションを図り、商品やサービスの販売促進、顧客ロイヤリティの向上などを目指すマーケティング手法です。

    ECサイトにおいても、メールマーケティングは非常に有効な手段となります。

    メルマガ

    メルマガは、顧客に有益な情報やクーポンなどを定期的に配信することで、顧客との接点を維持し、購買意欲を高める効果があります。

    新商品情報、セール情報、キャンペーン情報などを配信することで、顧客にECサイトへの訪問を促し、購買に繋げることができます。

    また、顧客の誕生日月にバースデーメールを送ったり、購入履歴に基づいた商品をおすすめしたりするなど、パーソナライズされたメルマガを配信することで、顧客満足度を高めることも可能です。

    LINE公式アカウント

    LINE公式アカウントは、LINEを通じて顧客とコミュニケーションを図るツールです。

    LINEは、ユーザーの利用率が高く、メッセージの開封率も高い傾向があるため、新商品情報やセール情報などの配信においてはメルマガよりも高い効果が期待できるでしょう。

    しかし配信内容をメルマガのように自在にデザインすることはできないので、ブランディング商品リストを見せるという目的ではメルマガの活用がオススメです。

    チャットボット機能を活用することで、顧客からの問い合わせに自動で対応することも可能です。

    ステップメール

    ステップメールとは、あらかじめ設定したシナリオに基づいて、複数回にわたって自動でメールを配信する手法です。

    たとえばECサイトに新規会員登録をしたユーザーに対して、ウェルカムメール、商品紹介メール、クーポン付きメールなどを段階的に配信することで、ユーザーの購買を促進することができます。

    また、購入完了後には、お礼メールや商品レビュー依頼メールなどを自動配信することで、顧客満足度を高め、リピーター化を促進することも可能です。

    ECモールとメール配信サービス

    ECモールにもメルマガ配信機能が備わっている場合がありますが、HTMLメールを自分でコーディングしなければならないなど、自由度が低いことがあります。

    より効果的なメールマーケティングを行うためには、専用のメール配信サービスを利用することがおすすめです。

    メール配信サービスでは、ドラッグ&ドロップで簡単にHTMLメールを作成できる機能や、顧客リストをセグメント分けして配信できる機能開封率やクリック率などの効果測定機能など、様々な機能が提供されています。

    これらの機能を活用することで、効率的にメルマガを配信し、マーケティング効果を高めることができます。

    SNSマーケティング

    SNSマーケティングとは、Instagram、X(旧Twitter)、Facebookなどのソーシャルメディアを活用して、商品やサービスの認知度向上、顧客とのエンゲージメント強化、そして最終的にはECサイトへの集客を行うマーケティング手法です。

    各プラットフォームの特徴を活かした活用

    それぞれのSNSには、異なる特徴やユーザー層が存在します。

    それぞれのプラットフォームの特徴を理解し、適切な活用方法を検討することが重要です。

    Instagram

    写真や動画を中心とした視覚的なコンテンツが効果的です。

    若い世代のユーザーが多く、商品の世界観やブランドイメージを伝えるのに適しています。

    ストーリーズやリールなどの機能を活用し、ユーザーとのインタラクションを増やすことも重要です。

    ただしXのようにリポストによる拡散機能がないため、リーチの獲得にはハッシュタグの研究オススメ投稿に表示させる工夫が必須となります。

    X(旧Twitter)

    短文投稿で最新情報やキャンペーン情報などを発信するのに適しています。

    幅広い年齢層のユーザーにリーチすることができます。

    Instagramと同様にハッシュタグを活用することで、情報拡散を狙うことができます。またリポスト機能により拡散力が高いことが最大の強みです。

    ただしInstagramに比べるとエンゲージメントがつきづらい性質があります。

    Facebook

    企業やブランドの公式ページを作成し、商品情報やキャンペーン情報などを発信するのに適しています。

    実名登録制のため、ユーザーの属性を把握しやすいというメリットがあります。よって社会的な信用が高く、BtoBのビジネスではオススメです。

    グループ機能を活用することで、コミュニティを形成することも可能です。

    エンゲージメント率の重要性

    SNSマーケティングにおいて、エンゲージメント率は非常に重要な指標です。

    エンゲージメント率とは、投稿に対するいいね!やコメント、シェアなどの反応率のこと。

    フォロワー数が多くても、エンゲージメント率が低い場合は、情報拡散力は乏しく、マーケティング効果も限定的です。

    たとえば1万フォロワーのアカウントでも、投稿に5いいねしかつかない状態では、ほとんどのフォロワーに情報が届いていないといえるでしょう。

    一方、1000フォロワーのアカウントでも、投稿に100いいねやコメントがつく場合は、フォロワーのエンゲージメント率が高く、情報拡散力も高いと言えるでしょう。

    エンゲージメントを高めるコンテンツ作成

    エンゲージメント率を高めるためには、ユーザーの興味関心を引くような、質の高いコンテンツを作成することが重要です。

    魅力的な写真や動画: 商品の魅力が伝わる高画質の画像や動画を使用する。

    共感を呼ぶ文章: ユーザーの共感を呼ぶような、心に響く文章を作成する。

    質問: ユーザーに質問を投げかけ、コメントを促す。

    アンケート: アンケート機能を活用し、ユーザーの意見を収集する。

    ライブ配信: ライブ配信でユーザーとリアルタイムにコミュニケーションをとる。

    ユーザー生成コンテンツ(UGC): ユーザーが作成したコンテンツを共有する。

    これらの工夫によって、ユーザーの反応を促し、エンゲージメント率を高めることができます。

    キャンペーン企画

    キャンペーン企画は、ユーザーのエンゲージメントを高め、ECサイトへの集客に繋げる上で非常に有効な手段です。

    プレゼントキャンペーン: 商品やクーポンをプレゼントするキャンペーン

    フォトコンテスト: ユーザーから写真や動画を募集するコンテスト

    クイズキャンペーン: クイズに答えてもらうキャンペーン

    たとえばこれらのキャンペーンを通して、ユーザーの参加を促し、ブランド認知度向上、フォロワー増加、そしてECサイトへの集客効果を高めることができます。

    Web広告

    Web広告は、インターネット上に掲載される広告の総称です。

    ECサイトへの集客においても、Web広告は非常に有効な手段であり、多くの企業が活用しています。

    Web広告には、様々な種類がありますが、ECサイトでよく利用されるのは、ショッピング広告ディスプレイ広告です。

    ショッピング広告

    ショッピング広告とは、Googleなどの検索エンジンの検索結果ページに表示される、商品画像や価格などを表示できる広告のことです。

    ユーザーが商品名やカテゴリなどで検索した際に、検索結果の上部や右側に表示されます。

    ショッピング広告の例。右側の商品リストが広告部分。

    ショッピング広告は、ECサイトの商品を視覚的にアピールできるため、ユーザーの購買意欲を高めやすく、ECサイトへの集客に効果的です。

    クリック課金制のため、広告がクリックされた場合にのみ費用が発生します。

    そのため、費用対効果(ROAS)を測定しやすく、無駄な広告費を抑えることができます。

    ショッピング広告は、Google Merchant Centerというツールと連携して利用します。

    Google Merchant Centerに、商品情報(商品名、価格、画像、在庫状況など)を登録することで、ショッピング広告に掲載することができます。

    ショッピング広告を効果的に活用するためには、以下の点に注意する必要があります。

    商品情報の精度: Google Merchant Centerに登録する商品情報は、正確かつ最新の状態に保つ必要があります。

    商品画像の質: 魅力的な商品画像を使用することで、クリック率を高めることができます。

    キーワード: ユーザーが検索する可能性の高いキーワードを設定することで、広告表示の機会を増やすことができます。

    ターゲティング: 年齢や性別、地域、興味関心など、ターゲットを絞り込むことで、より効果的に広告を配信することができます。

    効果測定: 費用対効果(ROAS)を定期的に測定し、改善を繰り返すことが重要です。

    ディスプレイ広告

    ディスプレイ広告は、Webサイトやアプリなどに表示される画像や動画を使った広告です。

    リスティング広告と比べて、視覚的に訴求できるため、ブランド認知度向上や商品イメージの向上に効果的です。

    ディスプレイ広告は、インプレッション課金制やクリック課金制など、様々な課金方式があります。

    クリック課金制の場合、リスティング広告と同様に、費用対効果(ROAS)を測定することができます。

    しかしディスプレイ広告はそれ自体では購入率が低く、ROASも1.5〜2程度(費用100円に対して150~200円程度の売上)と低くなりがちなため、費用対効果を意識した運用が重要です。

    ショッピング広告とディスプレイ広告、どちらを選ぶべき?

    ショッピング広告とディスプレイ広告は、それぞれ異なる特徴を持つため、ECサイトの目的によって使い分けることが重要です。

    基本的には即効性でいますぐに売上を上げたい場合はショッピング広告がオススメです。

    一方で、中長期的に見てブランディングをしたい場合はディスプレイ広告がオススメです。

    たとえば短い期間で売り切ってしまう単発の季節商品などは絶対的にショッピング広告のほうがいいといえます。しかし、毎年更新していくようなシリーズ商品の場合は、ディスプレイ広告を併用してブランディングもしていかなければお客さんの認知はあがりません。

    アフィリエイト広告

    アフィリエイト広告は、成果報酬型の広告です。

    Webサイトやブログなどに広告を掲載し、その広告経由で商品が購入された場合に、広告掲載者に報酬が支払われます。

    アフィリエイト広告は、成果報酬型のため、リスクを抑えた広告展開が可能です。

    アフィリエイト広告を利用するには、ASP(アフィリエイトサービスプロバイダ)に登録する必要があります。

    ASPは、広告主とアフィリエイターを仲介する役割を果たします。

    代表的なASPとしては、以下のようなものがあります。

    ・A8.net

    ・バリューコマース

    ・アクセストレード

    ASPに登録後、自社ECサイトの商品やサービスをアフィリエイターに紹介してもらい、広告掲載を依頼します。

    インフルエンサーマーケティング

    インフルエンサーマーケティングとは、SNSなどで影響力を持つ「インフルエンサー」に商品やサービスをPRしてもらい、そのフォロワーに口コミを広げてもらうことで、ECサイトへの集客や購買促進を図るマーケティング手法です。

    近年、消費者の購買行動において、口コミやレビューの影響力が大きくなっており、インフルエンサーマーケティングは、ECサイトの集客において重要な役割を担っています。

    インフルエンサーマーケティングの特徴

    インフルエンサーマーケティングは、Web広告の一種として捉えることができますが、従来の広告とは異なる特徴があります。

    口コミ効果

    インフルエンサーの投稿は、広告よりもユーザーに自然に受け入れられやすく口コミ効果によって購買意欲を高めることができます。

    信頼性

    インフルエンサーは、フォロワーから信頼されているため、インフルエンサーがおすすめする商品は信頼性が高いと認識されます。

    共感

    インフルエンサーのライフスタイルや価値観に共感するフォロワーは、インフルエンサーが使用する商品やサービスにも興味を持ちやすくなります

    インフルエンサーの種類

    インフルエンサーには、以下のような種類があります。

    メガインフルエンサー: フォロワー数が50~100万人以上のインフルエンサー

    マクロインフルエンサー: フォロワー数が10万人〜50万人程度のインフルエンサー

    マイクロインフルエンサー: フォロワー数が1万人〜10万人のインフルエンサー

    ナノインフルエンサー: フォロワー数が1000人〜1万人のインフルエンサー
    ※マクロとマイクロ、言葉は似ていますが違うものなので注意。またフォロワー数の定義は紹介媒体によって異なる場合があります。

    どのタイプのインフルエンサーに依頼するかは、ECサイトの規模やターゲット層、予算などを考慮して決定する必要があります。

    一般的に、メガインフルエンサーは知名度が高く、多くのユーザーにリーチできますが、費用も高額になります。

    一方、マイクロインフルエンサーは、費用対効果が高く特定の分野に興味関心を持つユーザーにピンポイントに訴求できるというメリットがあります。

    インフルエンサー選定の重要性

    インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、インフルエンサー選定が非常に重要です。

    フォロワー数だけでなく、エンゲージメント率やフォロワーの属性、過去の投稿内容などを考慮し、自社ECサイトの商品やサービスと親和性の高いインフルエンサーを選ぶ必要があります。

    フォロワー数が多いインフルエンサーに依頼すれば必ず効果が出るわけではありません。エンゲージメント率が低い場合は、広告効果をほぼ得られないことも

    そのため、フォロワー数だけに惑わされず、エンゲージメント率の高いインフルエンサーを選ぶことが重要です。

    費用対効果

    インフルエンサーマーケティングの費用対効果は、インフルエンサーの選定やPR方法、効果測定方法などによって大きく異なります。

    一般的にマイクロインフルエンサーは、費用対効果が高く、高いROASが見込める傾向があります。

    これはマイクロインフルエンサーの方が、フォロワーとの距離が近く、エンゲージメント率が高い傾向があるためです。

    インフルエンサーマーケティングを成功させるためには、適切なインフルエンサーを選定し、効果測定をしっかりと行うことが重要です。

    動画マーケティング

    動画マーケティングとは、YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームを活用して、商品やサービスの魅力をユーザーに伝えるマーケティング手法です。

    近年、インターネットの高速化やスマートフォンの普及により、動画コンテンツは消費者に広く受け入れられるようになり、ECサイトへの集客においても、動画マーケティングは重要な役割を担っています。

    動画マーケティングの特徴

    動画マーケティングは、コンテンツマーケティングの一種として捉えることができますが、近年は非常に主流となっているため、独立したマーケティング手法として捉え集中的に取り組む方が良いでしょう。

    動画コンテンツは、テキストや画像よりも多くの情報を伝えることができ、ユーザーの感情に訴えかける力も強いです。

    そのため、商品やサービスの魅力を効果的に伝えることができ、購買意欲を高める効果も期待できます。

    動画コンテンツ作成のポイント

    顧客の心を掴む動画コンテンツを作成するためには、以下の点に注意する必要があります。

    目的を明確にする

    動画を通してユーザーに何を伝えたいのか、どのような行動を促したいのかを明確にする。

    ターゲット層を意識する

    ターゲット層の年齢や性別、興味関心に合わせたコンテンツを作成する。

    分かりやすく、簡潔に

    動画の内容は、分かりやすく、簡潔にまとめる。

    高画質・高音質

    画質や音質が悪いと、ユーザーに不快感を与えてしまうため、高画質・高音質の動画を作成する。

    モバイル対応

    スマートフォンでの視聴を想定し、モバイル対応の動画を作成する。

    SEO対策

    動画のタイトルや説明文にキーワードを含めるなど、SEO対策を行う。

    ECサイトではライブコマースの成果が高い

    ライブコマースとは、ライブ配信を通して商品を販売する手法です。インスタライブやYouTubeライブなどで開催します。

    ライブコマースでは、視聴者とリアルタイムにコミュニケーションをとることができるため、商品に対する質問に答えたり使い方を説明することで、購買意欲を高めることができます。

    また限定クーポンを発行したり、割引価格で販売するなど、ライブコマースならではの特典を提供することで、購買を促進することができます。

    ライブコマースを成功させるためには、事前の企画・準備が重要です。

    配信日時、配信内容、出演者、商品、特典などを事前にしっかりと計画しておく必要があります。

    動画のSEO対策

    YouTubeなどの動画プラットフォームで上位表示されるためには、動画SEO対策が重要です。

    動画SEO対策で特に重要なのは、以下の3点です。

    再生時間

    再生時間が長いほど、ユーザーにとって有益な動画だと判断され、評価が高くなります。

    高評価率

    高評価が多いほど、ユーザーから支持されている動画だと判断され、評価が高くなります。

    コメント数

    コメントが多いほど、ユーザーの関心が高い動画だと判断され、評価が高くなります。

    これらの要素を改善するために、視聴者を引き込むような魅力的な動画コンテンツを作成し、視聴者に高評価やコメントを促すような工夫をすることが重要です。

    まとめ

    今回はECサイトの集客方法として、以下の7つの方法を徹底解説させていただきました!

    ECモールへの出店: ECモールが持つ集客力を活用する方法

    コンテンツマーケティング

    ユーザーにとって価値のあるコンテンツを作成・発信し、SEO効果による長期的な集客を図る方法。アクセス数だけでなく、購入率を高めることが重要。

    メールマーケティング

    メルマガやステップメールで顧客との接点を維持し、購買を促進する方法。

    SNSマーケティング

    Instagram、X、Facebookなど、各プラットフォームの特徴を活かした活用。エンゲージメント率を高めることが重要。

    Web広告

    リスティング広告とディスプレイ広告の特徴を理解し、使い分ける。アフィリエイト広告は、成果報酬型でリスクを抑えた広告展開が可能。

    インフルエンサーマーケティング

    インフルエンサーの口コミ効果で購買意欲を高める方法。インフルエンサー選定が重要。

    動画マーケティング

    YouTubeやTikTokなどの動画プラットフォームで商品やサービスをPRする方法。ライブコマースは、リアルタイムで商品をPRし、購買を促進する方法。

    それぞれの集客方法にはメリット・デメリットがあり、ECサイトの規模や業種、ターゲット層によって最適な方法は異なります。

    自社のECサイトの現状を分析し、目標とするアクセス数や売上などを明確にした上で、適切な集客方法を選択しましょう!

    コンビーズメールはシンプルで続けやすいメルマガ!

     

    弊社のメルマガサービス「コンビーズメール」は、初心者でも始めやすく、続けやすいことが強みです。一番の強みは他社にないシンプルさはじめてのメルマガに挑戦する方にぜひオススメのツールです!

    使い方がとにかくシンプル!

    分析も必要最小限なので混乱しない!

    月額4,400円〜でリーズナブル!

    ぜひこの機会に、始めの一歩を踏み出しましょう!

    ▼資料請求はこちら▼

      必須企業名、担当者名

      必須メールアドレス

      任意電話番号

      必須該当項目をお選びください

      この記事を書いた人

      川上サトシ

      合同会社ぎあはーと 代表

      Webマーケター。
      ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
      ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

      Webマーケティングに関するブログ記事の一覧

      \ 記事をシェアする /
      カテゴリー
      ECサイト

      ECサイトの売れるメルマガテクニック!

      ECサイトの運営者なら、誰もが売上アップを目指しているはず

      でも、メルマガの開封率やクリック率が低くて悩んでいませんか?

      実は、ECサイトのメルマガには、ちょっとしたコツがあるんです。

      そこで今回は、かつてマーケターとして大手アパレルベンチャー家電サイトなどでメルマガ配信と改善を繰り返した筆者が売上アップに特化したメルマガの作り方を具体的な事例を交えながら解説します。

      顧客の心を掴むメルマガで、売上アップを実現しましょう!

      ※ご注意

      こちらはECサイトの売上アップに特化したメルマガの作り方を解説した記事です。この内容に興味のない方はブラウザバック、または他のWebマーケティング記事をご覧ください。

      ページコンテンツ

      この記事を書いた人

      川上サトシ

      合同会社ぎあはーと 代表

      Webマーケター。
      ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
      ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

      ECサイトでなぜメルマガが効果的なのか

      視覚的なデザインに強いから

      ECサイトにおいてメルマガが特に効果的な最大の理由は何でしょうか?

      それは、メルマガが視覚的なデザインに強いツールだからです。

      メルマガと似たような役割をもつツールにLINE公式アカウントがありますが、こちらは本文の最中に商品写真を散りばめることができません。(本文と写真を区別して配信するため)

      一方、メルマガであれば商品写真をカラムにしてタイトルやアピール文と一緒に見せることができ、直接的な購入に最も近くなります。

      リピート購入を促進できる

      既存顧客のリピート率を高めることは、効率的な売上アップに繋がります。

      メルマガは、リピート購入を促進するための有効なツールです。

      たとえば

      ・購入後のフォローメール

      ・クーポン配布

      ・誕生日特典

      ・ポイントキャンペーン

      ・新商品情報

      ・セール情報

      などをメルマガで配信することで、顧客に再度購入を促すことができます。

      また、顧客の購入履歴に基づいたおすすめ商品をメルマガで紹介することで、顧客のニーズに合った商品を提案し、購買意欲を高めることができます。

      顧客とのつながりを強化できる

      メルマガを通して、顧客との繋がりを強化することで、ブランドへの愛着を高め、ファン化を促進することができます。

      たとえば

      ・顧客の誕生日にバースデーメールを送る

      ・会員限定のセール情報やクーポンを配信する

      ・新商品やサービスの情報をいち早く配信する

      といった施策を通して、顧客に特別感や優越感を与えることで、顧客ロイヤリティを高めることができます。

      低コストでブランディングできる

      ECサイトにおいて、商品単価に見合う広告を出稿することは非常に難易度が高いです。

      特に単価が500〜2,000円ほどのカジュアルなアパレルにおいては、即効性のないディスプレイ広告などを積極的にかける余裕はほとんどありません。(ディスプレイ広告はブランディングに最も効果的な広告なのですが…)

      その視点においてメルマガは、広告費をほとんどかけずにブランディングを行うことができる効果的な手段だといえるでしょう。

      商品の認知だけではなく、定期的にメルマガを配信することで顧客に企業やブランドの理念や価値観を浸透させ、認知度を向上させることができます。

      また、メルマガのデザインやコンテンツを工夫することで、すでにあるブランドイメージを強化することも可能です。

      たとえば

      ・企業のロゴやカラーをメルマガデザインに反映させる

      ・質の高いコンテンツを配信することで、専門性や信頼性をアピールする

      ・顧客の声を紹介することで、共感を生み出す

      といった工夫が考えられます。

      メルマガでECサイトの売上をアップするコツ

      ここでは、メルマガを効果的に活用し、売上アップを実現するための具体的な方法を紹介します。

      顧客属性に合わせた内容を考える

      顧客の年齢や性別、趣味嗜好などに合わせたメルマガを配信することで、顧客の興味関心を高め、開封率やクリック率を向上させることができます。

      たとえば30代女性向けのメルマガでは「着るだけで小顔効果のある服の特集」を中心に配信する、30代男性向けのメルマガでは「仕事の出来る男に見えるようなカジュアル服の特集」を紹介する、といった具合です。

      また、顧客一人ひとりの過去の購入履歴やWebサイト閲覧履歴などを分析し、パーソナライズされたメルマガを配信することで、より顧客のニーズに合った情報を提供することができます。

      適切な配信タイミングと頻度の設定を考える

      メルマガの配信タイミングと頻度も、開封率やクリック率に影響を与える重要な要素です。

      ターゲット層のライフスタイルや行動パターンを考慮し、最適な時間帯や曜日にメルマガを配信しましょう。

      たとえばビジネスパーソン向けのメルマガであれば、平日の朝や夜に配信するのが効果的です。また、主婦層向けのメルマガであれば、平日の昼間や夕方に配信するのが良いでしょう。

      配信頻度については、毎日配信するよりも、週に1回、または月に数回程度に抑える方が、顧客にストレスを与えず、開封率を高めることができます。

      開封したくなるような件名をつける

      件名は、メルマガを開封してもらうための最初の関門です。読者の興味関心を惹きつけるような、魅力的な件名を作成しましょう。

      ECサイトにおいては以下のような工夫が効果的です。

      顧客の興味関心を惹きつける

      顧客が興味を持ちそうなキーワードやフレーズを件名に含める

      例:「【最新トレンド】この秋注目の新作アイテムをご紹介」

      配信する読者層に最も刺さるフレーズがなにか、を模索しましょう。

      具体性を持たせる

      メールの内容が具体的に伝わる件名にする

      例:「1週間限定!秋物アイテムが最大50%OFF」

      数字を積極的に活用することが効果的です。

      緊急性を出す

      「今すぐ確認!」など、緊急性を促す言葉を加える

      例:「【本日限定】会員様限定シークレットセール開催!」

      購入ボタンなどにおいても「購入はこちら」より「いますぐ購入!」のほうが実際に購入数はアップします。

      とにかく商品写真を魅力的に!

      ECサイトにおけるメルマガは、商品写真の質と配置が最も重要です。

      極論、本文がほとんどなくても、商品写真が魅力的であれば購入される可能性があるほどです。

      商品がなるべく大きく、詳細に映る写真を掲載しましょう。またその商品を使うシチュエーションがわかるような写真も効果的です。

      商品タイトルやアピール文も非常に重要!

      さらにその商品タイトルのつけ方やアピールポイントの文によってさらに購入される数は大きく変わります

      商品タイトルの例としては、

      裏起毛だから一枚で暖かい!軽量パーカー

      のように、商品の特徴だけではなくそのベネフィット(最終的に顧客が得られる利点)までをわかりやすく表現した内容が好ましいです。

      商品タイトルや商品説明文、PR文はフォントやカラーを工夫し、重要部分を目立たせるなど、見やすいレイアウトを心がけましょう。

      レスポンシブデザインが絶対必要!

      統計的に、ECサイトのメルマガを購読している人は圧倒的にスマホでの閲覧が多いです。

      また筆者自身がマーケターとして大手アパレルECサイトのメルマガ配信や改善を繰り返してきた経験からも、それは間違いないと断言できます。

      ECサイトの担当者としてメルマガを配信するのであれば、まずはスマホで見やすいデザインにすることを念頭に置いてください。

      読者は商品との出会いから購入までをすべてスマホで完結するので、最後の動作まで意識したデザインづくりをこころがけましょう。

      効果的な販促コンテンツを制作する

      ECサイトで文章コンテンツをメルマガで配信する場合は、顧客の購買意欲を直接的に高めるような内容にしましょう。

      商品のメリットや魅力を具体的に伝え、ストーリー性を持たせることで、顧客の心を惹きつけることができます。

      また顧客の悩みに寄り添った解決策を提示することで、顧客との信頼関係を構築し、購入に繋げることができます。

      たとえば働く30代女性のスキンケアに関して、彼女たちの悩みは「必要性はわかっているけれど朝に時間がない」ということが想定されます。

      そういった悩みに「スキンケアの重要性」を説いても購入には繋がらないでしょう。

      この場合は「朝の2分で完了できるスキンケア」という切り口から解決策としての商品を提示することが重要となります。

      商品リンクやCTAを適切に設置する

      メルマガに商品リンクやCTAボタンを適切に設置することで、顧客の行動を促進することができます。

      たとえば商品写真のすぐ下に「いますぐ購入!」などのボタンがあると、読者が迷わずにすぐ行動しやすくなり、購入の数はぐんとアップします。

      限定クーポンやキャンペーンを実施する

      メルマガ限定のクーポンやキャンペーンを実施することで、開封率や購入率を高めることができます。

      読者にとって「特別感」と「お得感」は非常に刺さるポイントです。

      また顧客に特別なメリットを提供することで、メルマガ登録者の増加にも繋がるでしょう。

      SNSやLPとの連携をする

      メルマガをSNSやランディングページなどの他のプロモーションと連携させることで、相乗効果を生み出すことができます。

      たとえばメルマガで新商品を紹介し、SNSでキャンペーン情報を発信することで、顧客へのアプローチを多角化することができます。

      似たようなツールと思われがちなLINE公式アカウントについても、連携によってそれぞれの長所を活かした効果的なマーケティングが可能になります。

      LINEはクーポンやキャンペーンの配信を最も得意とし、プッシュ通知が表示されることからその開封率は非常に高いです。

      LINEでクーポンを配信し、メルマガで詳細を見てもらう、などの工夫をすると相乗効果が得られるでしょう。

      これはメルマガの見落としを防ぐ施策としても有効です。

      配信後は分析をして改善する

      メルマガ配信後は、開封率やクリック率などの指標を分析し、改善を繰り返すことが重要です。

      効果的なメルマガ運用は、PDCAサイクルを回すことで実現できます。

      【ECサイト特化】メルマガコンテンツ作りのコツ

      ECサイトのメルマガは、ただ商品情報を羅列するだけではいけません。

      顧客の心を掴み、購入に繋がるような、魅力的なコンテンツ作りが重要です。

      ECサイトの顧客を惹きつけるコンテンツとは?

      ECサイトのメルマガコンテンツは、顧客の購買意欲を高め、アクションに繋がるように作成する必要があります。

      そのためには、以下の4つのポイントを意識しましょう。

      ペルソナ設定

      メルマガ配信のターゲット層を明確化し、ペルソナを設定することで、顧客のニーズに合ったコンテンツを作成することができます。

      たとえば20代女性をターゲットとしたメルマガであれば、トレンドのファッションアイテムや美容情報を中心に配信する、といった具合です。

      顧客のニーズに合わせた情報提供

      顧客が求めている情報を提供することで、メルマガの価値を高めることができます。

      たとえば顧客の属性や過去の購入履歴に基づいて、おすすめ商品や新着情報を配信したり、顧客の悩みに寄り添ったアドバイスや解決策を提案したりすることができます。

      最新トレンドや季節感を意識したコンテンツ

      最新のトレンドや季節感を意識したコンテンツは、顧客の興味関心を惹きつけ、メルマガを開封してもらえる可能性を高めます。

      たとえば夏には水着やサンダルの特集、冬にはコートやブーツの特集を組むなど、季節に合わせたコンテンツを配信しましょう。

      ストーリーテリング

      商品やブランドにまつわるストーリーを語ることで、顧客の共感を呼び、購買意欲を高めることができます。

      たとえば商品の開発秘話や、創業者の想い、ブランドのこだわりなどを紹介することで、顧客との強い繋がりを築くことができます。

      ECサイトのメルマガで配信すべきコンテンツの種類

      ECサイトのメルマガで配信するコンテンツは、主に以下の4つの種類に分けられます。

      商品写真とアピール文

      新商品やおすすめ商品のリストを商品の使い方やコーディネートなどがわかりやすい写真を使用してわかりやすく掲載します。

      前述のように商品タイトルやアピール文も非常に重要なので、忘れずにつけてください!

      動画を効果的に活用することでも、顧客の購買意欲を高めることができます。

      お役立ち情報

      顧客の悩みに寄り添ったアドバイスや解決策、商品選びのヒント、役立つコラムなどを配信します。

      顧客にとって有益な情報を提供することで、メルマガの価値を高め、顧客との信頼関係を築くことができます。

      イベント情報

      セールや新店舗オープン、展示会などのイベント情報を配信します。

      顧客の購入行動を促進したり、来店を促したりすることができます。

      キャンペーン情報

      クーポンコードやポイントプレゼントなど、メルマガ読者限定のキャンペーン情報を配信します。

      メルマガ登録のメリットを明確にすることで、新規登録者を増やすことができます。

      これらのコンテンツをバランス良く組み合わせることで、顧客の興味関心を惹きつけ、購入に繋がる効果的なメルマガを作成することができます。

      【ECサイト特化】効果測定と改善の方法

      メルマガの効果を最大限に引き出すためには、効果測定と改善は欠かせません。

      PDCAサイクル」を回すことで、メルマガを進化させ、顧客満足度向上と売上アップを目指しましょう。

      メルマガにおけるPDCAサイクルとは

      PDCAサイクルとは、Plan(計画)、Do(実行)、Check(評価)、Action(改善)の4つの段階を繰り返すことで、業務を継続的に改善していく手法です。

      メルマガ運用においても、このPDCAサイクルを意識することで、より効果的に顧客にアプローチし、売上アップを目指せます。

      Plan(計画)

      まずは、メルマガの目的や目標を明確に設定します。

      ・顧客とのエンゲージメントを高める

      ・新商品の販売促進

      ・休眠顧客の掘り起こし

      ・ブランド認知度の向上

      など、メルマガを通して何を達成したいのかを明確化します。

      次に、ターゲットとなる顧客層を分析し、ペルソナを設定します。年齢、性別、興味関心、購入履歴などを考慮することで、よりパーソナルなメルマガを配信できます。

      そして、メルマガの内容、配信頻度、配信時間などを計画します。

      Do(実行)

      計画に基づき、メルマガを制作・配信します。件名、本文、画像、CTAボタンなどを工夫し、顧客の興味を引くメルマガを作成しましょう。

      Check(評価)

      メルマガを配信したら、開封率、クリック率、コンバージョン率(購入率)などの指標を分析し、効果を測定します。Google Analyticsなどのツールを活用することで、経由したバナーの種類など詳細なデータを取得できます。

      Action(改善)

      分析結果に基づき、メルマガの内容や配信方法を改善します。

      たとえば開封率が低い場合は件名を見直しクリック率が低い場合はCTAボタンの配置やデザインを改善する、といった具合です。

      PDCAサイクルを回し続けることで、メルマガの効果を最大化し、ECサイトの売上アップに貢献することができます。

      ECサイトのメルマガで見るべき分析機能

      メルマガ配信システムには、様々な分析機能が備わっています。

      開封率: 送信したメルマガのうち、何人が開封したのかを測定できます。

      クリック率: メルマガ内のリンクがクリックされた割合を測定できます。

      コンバージョン率: メルマガ経由でWebサイトに訪れたユーザーのうち、何人が商品を購入したのかを測定できます。

      解約率: メルマガの購読を解除したユーザーの割合を測定できます。

      配信到達率: 送信したメルマガのうち、何通が受信者に届いたのかを測定できます。

      エラー: 配信エラーが発生した場合は、その原因を分析することができます。

      これらの分析機能を活用することで、メルマガの効果を客観的に把握することができます。

      メルマガ経由の売上をGoogle Analyticsで確認

      Google Analytics(GA4)とメルマガ配信システムを連携させることで、メルマガ経由でWebサイトに訪れたユーザーの行動をより詳細に分析することができます。

      たとえば

      ・どのメルマガからどのページにアクセスしたのか

      ・どのメルマガから購入に至ったのか

      ・顧客の属性情報(年齢、性別、地域など)

      などを把握することができます。

      これらの情報を分析することで、メルマガの効果をより深く理解し、改善に繋げることができます。

      メルマガ配信は続けることが大切!

      筆者自身の経験でもありますが、ECサイトにおけるメルマガ配信は単発で効果が高く見込めるものではありません

      読者たちは普段から様々なECサイトからの新商品情報をチェックしています。そのなかで、どのショップからどの商品が出ていたか、をいちいち覚えておくことはできないでしょう。

      しかし定期的な配信を重ねていくことで、まずは商品とショップが紐づくように認知してもらうことが可能です。ブランディングはそこから始まるのです。

      また同じ商品を何度も繰り返し目にすることによって購買意欲が高まります。新商品の種類があまり多くないからと言ってメルマガ配信を控えるのは逆効果だといえるでしょう。

      ただし、商品リストの並びやアピール文を毎回同じにしてはいけません。飽きられてクリック率が著しく下がります。並び替えやデザインの違いは必ずつけてくださいね!

      まとめ

      今回はECサイトを運用する方に向けた、メルマガの活用方法を筆者のマーケターとしての経験を踏まえて徹底解説させていただきました!

      メルマガは、顧客とのエンゲージメントを高め、売上アップに貢献する有効なマーケティングツールです。

      顧客の心を掴むメルマガコンテンツを作成し、効果的な配信を行うことで、顧客満足度を高め、ファンを増やすことができます。

      最新のトレンドやテクニックを学び、メルマガ運用スキルを向上させることで、ECサイトの売上アップを目指しましょう!

      コンビーズメールはシンプルで続けやすいメルマガ!

       

      弊社のメルマガサービス「コンビーズメール」は、初心者でも始めやすく、続けやすいことが強みです。一番の強みは他社にないシンプルさはじめてのメルマガに挑戦する方にぜひオススメのツールです!

      使い方がとにかくシンプル!

      分析も必要最小限なので混乱しない!

      月額4,400円〜でリーズナブル!

      ぜひこの機会に、始めの一歩を踏み出しましょう!

      ▼資料請求はこちら▼

        必須企業名、担当者名

        必須メールアドレス

        任意電話番号

        必須該当項目をお選びください

        この記事を書いた人

        川上サトシ

        合同会社ぎあはーと 代表

        Webマーケター。
        ヴァイオリニストとして活動していた20代の頃、Webマーケティングの重要性を痛感。骨董品のEC管理や食べログの営業を経て、Webコンサル会社のマーケティング担当となる。引っ越し企業のサイトをSEO施策により【半年で1万PVから20万PVまで成長させる】、上場アパレル企業の【売上を1年で3倍にする】など数多くの実績を残して会社設立。専門はSEOと広告運用。
        ルリニコクのヴァイオリニストとしても活動中。

        メルマガに関するブログ記事の一覧

        \ 記事をシェアする /