近年、SNSは企業にとって顧客との重要な接点となり、ブランド戦略においても欠かせないツールとなりました。
特にファッション業界では、SNSを活用した情報発信や顧客とのコミュニケーションが、売上やブランドイメージに大きく影響を与えています。
そこで今回は、数あるファッションブランドの中でも、SNS戦略で成功を収めている「ユニクロ」に焦点を当て、その戦略を徹底的に分析します!
ユニクロは、Instagram、X(旧Twitter)、Facebook、LINE、TikTok、YouTubeなど、多岐にわたるSNSプラットフォームを駆使し、それぞれの特性を最大限に活かした情報発信を行っています。
各SNSでの具体的な活用方法や成功事例から、ユニクロのSNS戦略から学べるポイントを紐解いていきましょう!
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ユニクロのSNSの種類

ユニクロは様々な種類のSNSを有効活用しています。
Instagram X (旧Twitter) LINE TikTok YouTube |
それでは早速それぞれの内容を見ていきましょう!
・視覚的マーケティングの活用 ・インフルエンサーとの連携 ・UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用 ・オムニチャネル戦略 ※「UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用」「オムニチャネル戦略」については後の章で紹介します! |
ユニクロは、Instagramで視覚的マーケティングを最大限に活用しています。
ファッションブランドとしての強みを活かし、おしゃれで統一感のあるフィードは、見ているだけでも楽しいものです。
また、多くのファッションインフルエンサーとのコラボ投稿を積極的に行っています。
これにより、幅広いフォロワー層にリーチし、ブランド認知度を高めています。
Instagramでは、ビジュアルを通じてユニクロの魅力を伝え、フォロワーとのエンゲージメントを深めているのです。
詳しい内容は、後の章で紹介します!
X (旧Twitter)
・リアルタイムな情報発信 ・ユーザー参加型のキャンペーンを頻繁に実施 |
ユニクロは、X(旧Twitter)でリアルタイムな情報発信を行っています。
新商品やニュースをいち早く伝え、顧客からのフィードバック収集や問い合わせ対応も迅速です。
また、リツイートキャンペーンなど、ユーザー参加型のキャンペーンを頻繁に実施し、インタラクティブな投稿でエンゲージメントを高めています。
X(旧Twitter)は、ユニクロと顧客との距離を縮め、双方向のコミュニケーションを促進する重要なツールとなっています。
・ユーザーに必要な情報を網羅的に発信 ・ターゲット層に合わせたコンテンツの発信 |
ユニクロは、Facebookで詳細な情報発信を行っています。
新商品情報やキャンペーン情報だけでなく、店舗イベント情報なども詳しく掲載し、ユーザーに必要な情報を網羅しています。
UNIQLO USAのFacebook公式アカウントはこちら
また、各国のFacebookページでは、地域に合わせた情報を発信しており、ターゲット層に合わせたきめ細かいコンテンツを提供している点も特徴です。
LINE
・パーソナライズされたマーケティングの展開 ・実店舗への誘導を積極的に実施 |
ユニクロはLINEを活用し、パーソナライズされたマーケティングを展開しています。
具体的には、ユーザーの購入履歴や関心に基づいた個別のプロモーション配信や、クーポン・ポイント施策などが実施されています。
さらに、個別メッセージによるリマインドや限定情報の提供により、ユーザーに特別な体験を提供しています。
また、近隣店舗のセール情報を配信したり、来店促進キャンペーンを行うなど、実店舗への送客も積極的に行っています。
TikTok
・若者向けのトレンドファッションや着こなし動画を短尺で発信 ・人気のTikTokクリエイターとのコラボ |
ユニクロはTikTokにおいて、ショートムービーを活用し、若者向けのトレンドファッションや着こなし動画を積極的に発信しています。
さらに、人気のTikTokクリエイターとコラボすることで、幅広い層へのリーチを拡大しています。
「UT×TikTokグローバルハッシュタグチャレンジ」に関するページはこちら
実際、2019年に実施されたユーザー参加型の企画「UT×TikTokグローバルハッシュタグチャレンジ」では、約3.3億回もの視聴を記録し、TikTokにおける日本発のキャンペーンとして、世界で最も視聴された事例となりました。
このキャンペーンは、若年層を中心に大きな反響を呼び、ブランド認知度向上に大きく貢献しました。
このように、TikTokはユニクロにとって、若年層にアプローチし、ブランドの新鮮なイメージを伝えるための重要なプラットフォームとなっています。
YouTube
・CMやプロモーションビデオ、製品紹介動画などを配信 ・着こなしやお手入れ方法などのハウツー動画を配信 ・公式HPのUNIQLO LIVE STATIONで配信された動画の共有 |
ユニクロは、YouTubeでCMやプロモーションビデオ、製品紹介動画などを配信しています。
着こなしやお手入れ方法などのハウツー動画も配信し、役立つ情報を発信しています。
また、公式HPのUNIQLO LIVE STATIONで配信された動画も共有されており、オンラインイベントのアーカイブとしても活用されています。
YouTubeは、ユニクロが動画コンテンツを通じて、ブランドの世界観や製品の魅力を多角的に伝えるためのプラットフォームです。
ユニクロの主力SNSはInstagram!

様々なSNSアカウントを駆使して、ブランド認知を高めているユニクロ。
その主力SNSは、「Instagram」です。詳しい内容を見ていきましょう!
視覚的マーケティングの活用
ユニクロは、Instagramを主力SNSとして、その視覚的特性を最大限に活かしたマーケティングを展開しています。
ファッションブランドとしての強みを前面に押し出し、洗練されたビジュアルで製品の魅力を伝えています。
特に、統一感のあるフィード投稿は、まるで一つのアート作品のように美しく、見る人の目を惹きつけます。
これらの投稿により、ユニクロはブランドイメージを向上させ、視覚的な魅力を一層引き立てています。
UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用
ユニクロは、UGC(ユーザー生成コンテンツ)の活用にも力を入れています。
特に、「#uniqloコーデ」のハッシュタグでは、ユーザーがユニクロ製品を使った様々なコーディネート写真を投稿しており、これらの投稿はユニクロの公式アカウントで紹介されたり、キャンペーンに活用されています。
ユーザーが作ったコンテンツを活用することで、ユニクロはユーザーとの繋がりを深め、より身近に感じてもらえるようなブランドを目指しているのです。
また、ユーザーによるリアルなコーディネートは、他のユーザーにとって参考になり、購買意欲を高める効果も期待できます。
オムニチャネル戦略
ユニクロは、Instagramをオムニチャネル戦略の一環として活用しています。
製品のコーディネート提案を行うことで、オンラインストアや実店舗への誘導を促しています。
以前はインスタライブも活用していましたが、現在は公式HPのUNIQLO LIVE STATIONで配信された動画を共有することで、より多くのユーザーにリーチしています。
ユニクロ公式HPのUNIQLO LIVE STATIONはこちら
これらの取り組みにより、ユニクロはオンラインとオフラインの垣根を超えたシームレスな購買体験を提供しています。
インフルエンサーとの連携
ユニクロは、ファッションインフルエンサーとの連携を積極的に行い、フォロワー層の拡大とブランド認知向上を図っています。
特に、渡辺直美さんのような影響力のあるインフルエンサーとのコラボレーションは、大きな話題となり、幅広い層へのリーチを可能にしています。
インフルエンサーを起用することで、ユニクロはトレンドに敏感な若年層をはじめとする多くの潜在顧客にアプローチし、ブランドの魅力を効果的に伝えています。
まとめ

ユニクロは、多岐にわたるSNSプラットフォームを駆使し、それぞれの特性を最大限に活かした戦略を展開しています。
Instagram:視覚的なアピールとユーザーとのエンゲージメントを重視し、洗練されたブランドイメージを確立しています。 X(旧Twitter):リアルタイムな情報発信とユーザーとの双方向コミュニケーションを促進しています。 Facebook:詳細な情報提供と地域に合わせたコンテンツで幅広いニーズに応えています。 LINE:パーソナライズされた情報提供と実店舗への誘導を強化しています。 TikTok:若年層へのアプローチとトレンドの発信に注力しています。 YouTube:動画コンテンツを通じて、ブランドの世界観や製品の魅力を多角的に伝えています。 |
これらの戦略により、ユニクロは各SNSの強みを活かし、顧客との接点を増やし、ブランド全体の価値を高めていると言えるでしょう!
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この記事のライター
川上あおい
3児の母。川上サトシを支えつつ学んだことを活かし始めたハリネズミ。24時間、車を運転したことがある。

この記事の監修

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