WEBサイトへのアクセスを増やしたい、商品をもっと多くの人に知ってもらいたい…そんな悩みをお持ちのあなたへ。
ディスプレイ広告は、長期的なブランディングに効果的なWeb広告手法です。
この記事では、ディスプレイ広告の実際の手順からメリット・デメリット、効果的な活用方法まで詳しく解説します。
ディスプレイ広告をマスターして、Webマーケティングを成功させましょう!
WEB広告とは?

WEB広告とは、インターネット上で商品やサービス、ブランドを宣伝するための広告手法のことです。
近年では、テレビや新聞といった従来の広告手法に代わり、WEB広告が主流になりつつあります。
インターネット利用者の増加に伴い、WEB広告は企業のマーケティング活動において重要な役割を果たしています。
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WEB広告のメリット
WEB広告の特徴は、ターゲット層に対して効果的にアプローチできる点にあります。
年齢や性別、興味関心など、さまざまな条件でターゲティングを行い、より的確に広告を届けることが可能です。
ターゲティング精度の高さ
WEB広告は、ユーザーの属性や行動データを活用し、広告を届ける相手を細かく設定できます。
年齢、性別、職業、居住地域、興味・関心、サイト上の行動履歴など、さまざまな情報を基にターゲティングが可能です。
さらに、ユーザーごとに異なる広告を配信して、パーソナライズ化することもできます。
ユーザーが過去に訪問したサイトや、閲覧した商品に基づいた広告や、個々の興味や関心に基づいた広告などを表示することで、よりユーザーの興味関心を惹きつけ、クリック率や購入率の向上に繋げることができます。
これにより、より関心の高いユーザーに広告を配信し、効率的に成果を上げることができます。
費用対効果が高い
WEB広告は、従来の広告手法と比べて費用対効果が高い点が魅力です。
新聞やテレビ広告などに比べて、低コストで始められる場合が多く、費用を抑えながら効果的な広告展開を行えます。
そして、関心を持つ可能性が高いユーザーだけに広告を配信することで、無駄な広告費を削減し、より効果的なアプローチが可能です。
効果測定がしやすい
WEB広告は、クリック数や目標を達成した割合など、さまざまな指標で効果を測定することができます。
これらのデータを分析することで、どの広告が効果的だったのか、どのターゲット層に響いたのかを把握することができます。
この分析結果を基に、広告内容やターゲティングを改善することで、より高い効果を期待できます。
リアルタイムで変更できる
WEB広告は、配信中の広告内容やターゲット設定などを、リアルタイムで変更することができます。
市場の動向やキャンペーンの状況に合わせて、柔軟に広告を調整することで、常に最適な状態を保つことが可能です。
WEB広告の主な種類
WEB広告には、さまざまな種類があります。それぞれの特徴を理解し、目的に合った広告を選択することが重要です。
ディスプレイ広告
バナー広告や動画広告など、視覚的な要素でユーザーに訴求する広告です。
ニュースサイトやブログ、アプリなど、さまざまな場所に掲載することができます。
ブランド認知度向上や、商品・サービスへの興味関心を高める効果が期待できます。
リスティング広告
検索エンジンの検索結果ページに表示されるテキスト広告です。
ユーザーが検索したキーワードと関連性の高い広告が表示されるため、購買意欲の高いユーザーにアプローチできます。
クリック課金制のため、費用対効果を把握しやすい点もメリットです。
SNS広告
Facebook、Instagram、Twitter、TikTokなどで展開される広告です。
画像や動画、SNSによっては複数画像をスライドで表示できます。
通常の投稿と同じ場所に表示されるため、目に留まりやすい点が特徴です。
広告フォーマットがプラットフォームごとに異なるため、それぞれの特性を考慮する必要があります。
SNSによって、ユーザー層も変わってくるため、ターゲットに合ったSNSを選ぶことが重要です。
広告を通じた「いいね」「シェア」により、拡散効果が期待できる点もメリットです。
リターゲティング広告
一度サイトを訪れたユーザーに再度アプローチし、購入や問い合わせにつなげるための広告です。
クッキー(Cookie)や広告IDを使用して、過去の訪問者の行動データを追跡する仕組みです。
訪問者が閲覧した商品やページに関連する広告を別のWEBサイトやアプリに表示することで、再度サイトへの訪問を促します。
動画やバナー、テキスト広告として配信されることが多いです。
購入まで至らなかった潜在顧客に再アプローチできるメリットを持つため、広告の効果が高いです。
ディスプレイ広告とリスティング広告の違い
WEB広告にはさまざまな種類がありますが、中でも代表的なものが「ディスプレイ広告」と「リスティング広告」です。
どちらも多くの企業が活用している広告手法ですが、それぞれに特徴があり、目的やターゲット層によって使い分けることが重要です。
ここでは、ディスプレイ広告とリスティング広告の違いについて、3つの観点から解説していきます。
掲載場所の違い
ディスプレイ広告とリスティング広告では、広告が掲載される場所も異なります。
ディスプレイ広告は、ニュースサイトやブログ、アプリなど、さまざまなWEBサイトの広告枠に表示されます。

ユーザーが閲覧しているページの内容に合わせて、関連性の高い広告が表示されるため、ユーザーの目に止まりやすい点が特徴です。
ディスプレイ広告は、ディスプレイ広告を表示するサイト全ての中から選んで表示されるため、リスティング広告よりも表示される場所が多いです。
一方、リスティング広告は、GoogleやYahoo!などの検索エンジンの検索結果画面の上部に表示されます。

ユーザーが検索したキーワードと関連性の高い広告が表示されるため、購買意欲の高いユーザーにアプローチすることができます。
アプローチ先の違い
ディスプレイ広告とリスティング広告では、アプローチするユーザー層が異なります。
ディスプレイ広告は、主に潜在層にアプローチする広告です。
潜在層とは、まだ商品やサービスに対する明確なニーズを持っていないユーザー層のことです。
ディスプレイ広告は、視覚的に訴求力の高いバナー広告などを用いて、ユーザーに商品やサービスを認知させ、興味関心を高めることを目的としています。
そのため、長期的なブランディングに特化した広告と言えるでしょう。
一方、リスティング広告は、顕在層にアプローチする広告です。
顕在層とは、すでに商品やサービスに対するニーズが顕在化しているユーザー層のことです。
たとえば、「パソコンの故障」といった需要が顕在化しているサービスや商材などは、ディスプレイ広告ではなくリスティング広告の方が訴求しやすいため適しています。
形式の違い
ディスプレイ広告とリスティング広告では、広告の形式にも違いがあります。
ディスプレイ広告は、画像や動画などを用いた視覚的に訴求力の高い広告が多いです。
バナー広告や動画広告など、さまざまな形式の広告を選ぶことができます。
一方、リスティング広告は、基本的にテキストのみで構成された広告です。
広告の見出しと説明文を簡潔に記述することで、ユーザーに商品やサービスの内容を伝える必要があります。
ディスプレイ広告のメリット

ディスプレイ広告は、WEBマーケティングにおいてさまざまなメリットをもたらします。
ここでは、ディスプレイ広告の主なメリットを3つご紹介します。
リターゲティングでコンバージョン率アップ
ディスプレイ広告のメリットとして、まず挙げられるのが、以前コンバージョンに繋がらなかったユーザーに、リターゲティングができることです。
コンバージョンとは、WEBサイト上でユーザーに目標としていた行動を取ってもらうことを指します。
たとえば、あるユーザーがECサイトで商品を閲覧した後、購入せずにサイトを離脱してしまったとします。
このユーザーに対して、リターゲティング広告を用いて、閲覧していた商品や関連商品の広告を再度表示することで、購入を促すことができます。
リターゲティング広告の特性を活かすことで、不動産や自動車といった検討期間が長く、高単価商材がおすすめです。
これらの商材は、一度の訪問で購入に至るケースは少なく、ユーザーは比較検討を繰り返しながら購入を決定していきます。
リターゲティング広告を活用することで、ユーザーの検討期間中も継続的にアプローチを行い、購買意欲を高めることができます。
潜在層にアプローチして認知を拡大
ディスプレイ広告は、ニュースサイトやブログ、アプリなど、さまざまなWEBサイトに掲載することができます。
そのため、幅広いユーザーにリーチすることができ、新たな顧客層を獲得するチャンスを広げることができます。
ディスプレイ広告は、このように、潜在層に対して商品やサービスの魅力を効果的にアピールし、認知度向上に貢献することができます。
視覚的な訴求で印象付ける
ディスプレイ広告は、画像や動画といった視覚に訴える効果の高い表現を駆使できることも大きなメリットです。
人間の情報処理の大半は視覚からと言われているように、視覚的な情報は、ユーザーに強い印象を与えることができます。
高画質の画像や魅力的な動画、目を引くアニメーションなどを用いることで、ユーザーの視線を惹きつけ、記憶に残る広告体験を提供することができます。
ディスプレイ広告のデメリット

ディスプレイ広告は多くのメリットを持つ一方で、いくつかのデメリットも存在します。
効果的に活用するためには、これらのデメリットを理解しておくことも重要です。
即効性に欠ける
ディスプレイ広告のデメリットとして、まず挙げられるのが即効性に欠ける点です。
ディスプレイ広告は、主に潜在層にアプローチする広告であるため、すぐに効果が出ることはあまり期待できません。
商品やサービスの認知度向上や、ブランドイメージの構築など、長期的な視点で効果を測る必要があります。
即効性を求めず、長期的なブランディングに活用するのであれば効果的な広告手法といえます。
しかし、短期的な売上増加を目的とする場合は、リスティング広告など、他の広告手法と併用することを検討する必要があるでしょう。
効果測定が難しい
ディスプレイ広告は、効果測定が難しいという側面もあります。
クリック数や表示数といった指標だけでは、ブランド認知度向上やイメージ改善といった効果を正確に測ることは困難です。
そのため、ディスプレイ広告の効果を正しく評価するためには、より多角的な指標を用いる必要があります。
費用対効果が低い場合がある
ディスプレイ広告は、クリックされやすい反面、広告費の消化ペースが速いという特徴があります。
広告のクリック数に応じて金額があがるため、幅広いターゲットに訴求する場合、高額になる場合があります。
そのため、広告設定を適切に行わないと、費用対効果が低くなってしまう可能性があります。
ディスプレイ広告の種類

ディスプレイ広告には、さまざまな種類があります。
それぞれに特徴やメリットがあるため、広告の目的やターゲット層に合わせて最適な種類を選ぶことが重要です。
ここでは、代表的なディスプレイ広告の種類を3つご紹介します。
バナー広告
ディスプレイ広告の中でも、最も一般的な形式がバナー広告です。
バナー広告は、WEBサイトやアプリなどに表示される、画像または動画のみで構成された広告です。
静止画だけでなく、アニメーションや音声などを用いたリッチな表現も可能です。
また、画像や動画の中にテキストを配置すれば、メッセージを伝えることも可能です。
バナー広告は、その視覚的な訴求力から、ブランド認知度向上や商品・サービスへの興味関心を湧かせる目的で多く利用されています。
特に、新商品やキャンペーン情報などを告知する際に効果的です。
端的に情報を届けられるキャッチコピーなどと相性がいいでしょう。
動画広告
動画広告は、5〜60秒程度の動画コンテンツを広告として配信する形式です。
YouTubeなどの動画サイトだけでなく、ニュースサイトやSNSなど、さまざまな場所に掲載することができます。
動画広告は、画像やテキストよりもはるかに多くの情報を伝えられるため、企業や商品・サービスの紹介と相性がいいというメリットがあります。
また、動画ならではの表現力によって、ユーザーにストーリーを伝えたり、感情に訴えかけたりすることも可能です。
さらに、動画広告は視認性が高く、ユーザーの目に止まりやすいという特徴もあります。
そのため、認知度の向上やブランドイメージの強化にも効果が期待できます。
レスポンシブ広告
レスポンシブ広告とは、広告枠に合わせて自動でサイズやデザインが調整される広告です。
近年、パソコン、スマートフォン、タブレットなど、さまざまなデバイスでインターネットを利用するユーザーが増えています。
レスポンシブ広告は、これらのデバイスに対応し、どのデバイスからアクセスしても最適な形で広告を表示することができます。
レスポンシブ広告の最大のメリットは、自動で調整が入るため出稿側の工数が必要なく、さまざまな広告枠に出稿できる点です。
従来のバナー広告では、それぞれの広告枠に合わせてバナーを制作する必要がありましたが、レスポンシブ広告では、1つの広告素材でさまざまなサイズの広告枠に対応することができます。
これにより、広告制作にかかる時間やコストを削減することができます。
ディスプレイ広告のターゲティング

ディスプレイ広告を効果的に活用するためには、ターゲティング機能を理解することが重要です。
ターゲティング機能とは、ディスプレイ広告を掲載するWEBサイトを決めるための機能のこと。
言い換えれば、どんなユーザーに広告を見せたいのかを指定する機能です。
ターゲティング機能によって、狙ったユーザー層に対して効果的に商品・サービスを訴求できます。
そのため、闇雲に広告を配信するのではなく、ターゲティング機能を活用し、効率的に広告配信を行うことが重要です。
ここでは、ディスプレイ広告で利用できる主なターゲティング機能を5つご紹介します。
複数の要素を組み合わせることで、目的に応じてターゲティングを行うことも可能です。
インタレスト
インタレストは、ユーザの行動履歴データをもとに、ユーザをターゲティングして、広告を配信します。
ユーザーが過去にどのようなWEBサイトを閲覧していたのか、どのような商品に興味を示していたのかといった情報に基づいて、関連性の高い広告を表示することができます。
キーワード
キーワードは、登録キーワードに関連したWEBサイトに広告を配信するセグメント方法です。
広告出稿側が自由にキーワードを設定できるため、より自社商品・サービスと親和性の高いキーワードでの配信が可能です。
ただし、キーワードの関連性についてはGoogle側の判断になるため、意図しないサイトに広告が表示される可能性もある点は注意が必要です。
トピック
トピックでは、Googleが指定しているトピックを選択することで、特定のテーマに関するページのみに絞って配信できます。
設定の際にはより自社に合うトピックを選択するようにしましょう。
複数のトピックを組み合わせて、より精度の高いターゲティングを行うことも可能です。
ユーザー属性
ユーザー属性では、「性別」「年齢」「子供の有無」などで絞り込んで、広告を表示させます。
これらのターゲティングは、Googleアカウントへのログイン情報や過去の閲覧履歴から推測され行われます。
ユーザー属性の情報は、比較的精度が高い情報と言えるでしょう。
プレースメント
プレースメント配信では、WEBサイトや掲載位置を指定して広告を配信することができます。
プレースメントには、2種類あり、自動プレースメントと手動プレースメントがあります。
・自動プレースメント:設定したキーワードに対し、過去のデータから関連性の高いWEBサイトに配信される ・手動プレースメント:ディスプレイネットワーク広告の提携先の中から、広告を配信したいWEBサイトを絞ることができる |
プレースメント配信は、特定のWEBサイトに広告を掲載したい場合や、掲載位置を指定したい場合に有効な手法です。
ディスプレイ広告の出稿手順

ディスプレイ広告の出稿先には、GoogleやYahoo!のような媒体があります。
大まかな手順は、どの媒体も同じです。
今回はGoogle広告を例にして、実際の手順を紹介します。
キャンペーンとグループについて
広告に出稿する前に、キャンペーンとグループについて知っておく必要があります。
キャンペーンとは、広告を管理するための一番大きな枠組みです。1つのキャンペーンには、複数の広告グループが含まれます。

キャンペーンとグループの関係を、具体的な例で考えてみましょう。
たとえば、あるオンラインストアが、新しいスニーカーを販売するために広告を出稿するとします。
このキャンペーンの目的は、「スニーカーの売上を伸ばす」ことです。
その場合、以下のようにグループを作成することができます。

それぞれのグループには、ターゲット層に合わせたキーワードと広告を設定します。
このように、キャンペーンとグループを効果的に活用することで、広告を整理し、管理しやすくなるだけでなく、ターゲット層に最適化された広告配信を行うことができます。
予算については、キャンペーンに入金したお金が、そのキャンペーンに紐づいているグループ全体で共有されます。
そして、その予算内で各グループに振り分けていきます。
Googleディスプレイ広告のやりかた
Googleディスプレイ広告を出稿する手順は以下の通りです。
1.キャンペーンを作る
はじめにGoogle広告の管理画面にログインし、「新しいキャンペーン」を作成します。
そしてキャンペーン目標を設定します。「販売促進」「トラフィック増加」「ブランド認知」などがあります。今回は販売促進にしました。

つづいてコンバージョン目標では、「ウェブページの表示」や「購入」と「カートに追加」といったユーザーに起こしてもらいたい行動を設定します。
今回は広告の下に表示されるフォームの送信(リードフォームの送信)にしました。

次に進むとキャンペーンタイプを選択できるので「ディスプレイ広告」を選びます。

それから広告をクリックしたユーザーに表示するウェブページと、キャンペーン名を設定します。

2.配信する地域を設定する
広告配信対象の地域を細かく設定することが可能です。
地域には、「国」「国内の特定の場所」「特定の地点を中心とする半径の範囲」「地域」などのほか、関心の対象となる場所や店舗の所在地を指定したりすることができます。

3.配信スケジュールを設定する
広告の開始日と終了日、表示するデバイスやスケジュールなどを設定します。
広告のローテーション設定を使うと、キャンペーン内の複数のグループ広告をどのくらいの頻度でどの順番で配信するかを指定できます。

4.予算を決める
1日の平均予算を設定します。キャンペーンで重点的に獲得したい要素(クリック、インプレッション、コンバージョン、視聴など)に応じて、最適な入札戦略を選択できます。

入札戦略は、掲載順位を決めるために非常に重要な要素です。
適切な入札戦略を選ぶことで、費用対効果を最大化し、キャンペーン目標を達成しやすくなります。
Google広告では、大きく分けて2つの入札方法があります。
・手動入札:広告主自身が入札単価を決め、広告の掲載順位をコントロールする方法。 ・自動入札:GoogleのAIが入札単価を自動で調整し、設定した目標に基づいて最適化する入札方法。 |
多くの場合、特に初心者の方には、自動入札がおすすめです。
GoogleのAIが膨大なデータを分析し、最適な入札単価を自動で調整してくれるため、時間と労力を節約できます。
自動入札には、いくつかの種類があります。以下はその一部です。
・クリック数の最大化:予算内でクリック数を最大化したい場合に適しています。 ・目標コンバージョン単価:目標とするコンバージョンが発生した時の単価を設定し、その範囲内でコンバージョン数を最大化したい場合に適しています。 ・コンバージョン数の最大化:コンバージョン数を最大化したい場合に適しています。 ・目標広告費用対効果:目標とする広告費用対効果を設定し、その目標を達成できるように入札単価を調整したい場合に適しています。 |
その他の入札戦略を確認したい場合は、Google広告ヘルプをご覧ください。
5.ターゲット設定をする
次へ進むと、「最適化されたターゲティングが設定されました」と出てきますが、手動で設定することも可能です。
下の「ターゲティングを追加」をクリックすると、詳細な設定画面が出てきます。

オーディエンスセグメントを設定すると、ユーザーの興味や習慣、積極的に調べている情報などに基づいて、ユーザーにリーチできます。
ユーザーがWEBサイトを閲覧しているとき、アプリを使用しているとき、動画を視聴しているときに広告を表示するのに役立ちます。

ユーザー属性を設定すると、特定の年齢層や性別、子供の有無、世帯収入に該当する可能性の高いユーザー層に広告を表示できます。

キーワードによって、いつどこに広告を表示するかを決定する要素になります。
ユーザーの検索キーワードと設定したキーワードとの関連性の高さに基づいて広告が掲載されます。

トピックを設定すると、対象のトピック(「農業」、「音楽」など)に関連するウェブページ、アプリ、動画に広告を掲載できます。

プレースメントを設定することで、WEBサイト、サイト内の特定のページ、モバイルアプリ、動画コンテンツなどを指定できます。

6.広告の内容を作る
使用する画像やバナーをアップロードします。

Googleの推奨している画像サイズは、以下の通りです。
・横向きの画像(1.91:1):推奨サイズ:1200×628、最小サイズ:600×314 ・スクエア(1:1):推奨サイズ:1200×1200、最小サイズ:300×300 ・縦長(9:16):推奨サイズ:900×1600、最小サイズ:600×1067 |
より詳しく画像サイズについて見る場合は、Googleが発表しているガイドをご覧ください。
見出しと説明文も入力します。

見出しは短くてわかりやすい内容を作成するように心がけましょう。
説明文は広告をクリックするメリットを感じさせるような、具体的なメッセージを作成しましょう。
7.広告グループを作成する
キャンペーンの中には、複数の広告グループを作成できます。

宣伝したい商品やサービスなど、テーマごとに広告グル―プを作成します。
そして広告を表示したいターゲットユーザーを設定します。
年齢や性別、興味や行動(例:旅行好き、スポーツ好き)などに分類して、詳細にターゲティング設定ができます。
ディスプレイ広告の効果を高めるためのポイント

ディスプレイ広告をただ出稿するだけでは、思うような効果を得られない可能性があります。
効果を最大限に引き出すためには、いくつかのポイントを押さえる必要があります。
ここでは、ディスプレイ広告の効果を高めるためのポイントを5つご紹介します。
ターゲットを明確にする
ディスプレイ広告の効果を高めるためには、まずターゲットを明確にすることが重要です。
誰に、どのようなメッセージを伝えたいのかを明確にすることで、広告の内容やターゲティングを最適化することができます。
広告のターゲティング機能を効果的に使うために、ユーザー情報のリサーチが大切です。
既存顧客の情報を分析することで、より的確なターゲティング設定を行うことができます。
また、配信先も重要な要素です。
自社の商品・サービスと明らかに関連性が低いWEBサイトや、ブランドイメージと大きく異なるのWEBサイトに関しては避け、訴求したいターゲットに合わせましょう。
リターゲティングを活用する
リターゲティングを効果的にするために、ユーザーリストを細分化して精度を上げることも可能です。
以下のように細分化できます。
・WEBサイトを訪れたユーザー ・特定のページを訪問したユーザー ・特定の時期にWEBサイトを訪問したユーザー ・WEBサイト訪問後、〇日以内のユーザー |
コンバージョンに至ったユーザーを除外することで、無駄なクリックを減らし費用を抑えることもできます。
逆に、一度コンバージョンに至ったユーザーに対して、一定期間後にリピート購入してもらうためにアプローチするといった施策も行えます。
ユーザーが広告をクリックしてから、どれくらいの期間で申込や購入に至りやすいかを把握することも重要です。
購入されやすい期間に広告を多くすることで、コンバージョンに繋がりやすくなる可能性があります。
WEBサイトを訪れたユーザーが、サイトのどの段階(深さ)まで到達しているかによって、ユーザーの購買へのモチベーションを把握することもポイントです。
たとえば、トップページで離脱したユーザーよりも、申込ページまで訪問したユーザーのほうが、より購買意欲が高いとわかります。
到達した段階でユーザーを分けることで、それぞれのモチベーションに応じて広告を配信することができます。
購買意欲の高いユーザーのリストは、入札金額を高めに設定して広告配信を強化するのもコツです。
デザインにインパクトをもたせる
ディスプレイ広告は、視覚的にユーザーに訴求する広告であるため、デザインにインパクトをもたせることが重要です。
広告のサイズが小さすぎても印象に残りにくいので、ある程度の大きさが必要です。
ブランドや商品のイメージが伝わりやすい画像や動画を使用し、認知してもらうことができるようにしましょう。
広告の見出しやテキストは、明確で説得力のあるものである必要があります。
特典や限定サービスを強調し、ユーザーの関心を引くことが重要です。
効果測定と最適化
ディスプレイ広告の効果を最大限に引き出すためには、効果測定と最適化を継続的に行う必要があります。
クリック率(CTR)、コンバージョン率(CVR)、インプレッション数など、目的に応じた指標を設定し、定期的に追跡しましょう。
クリック率(CTR)とは、広告が表示された回数に対して、クリックされた回数の割合です。
コンバージョン率(CVR)とは、広告をクリックしたユーザーのうち、実際に商品購入や会員登録など、目的のアクションを行ったユーザーの割合です。
インプレッション数とは、広告が表示された回数のことです。
広告のパフォーマンスを定期的に評価し、必要に応じて戦略を調整することで、より良い結果を得ることができます。
最初に設定していたターゲットの中から、よりクリック数の高いユーザー層に絞り込んでみるなどの工夫で、広告の消費スピードも抑えられます。
複数の広告チャネル(Google、Yahoo!、SNSなど)を利用している場合、チャネル間でのパフォーマンスを比較し、予算配分を最適化するのも良いでしょう。
リンク先との整合性
ディスプレイ広告をクリックした後に遷移するページは、広告の内容と一致している必要があります。
ユーザーが期待する情報やデザインが提供されていない場合、離脱率が高まる可能性があります。
デザインやメッセージが広告と整合性を持つことが、コンバージョンを促進するための重要な要素です。
まとめ

ディスプレイ広告は、視覚的な訴求力によってユーザーの興味関心を引きつけ、認知度向上やブランディングに貢献するWeb広告です。
様々な種類やターゲティング方法があり、目的や予算に合わせて最適な戦略を選択することが重要です。
この記事で紹介したポイントを踏まえ、ディスプレイ広告を効果的に活用することで、Webマーケティングの成功に大きく近づくことができるでしょう。
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この記事のライター
宇都宮凛奈
ライターとしてまだまだ成長中。いろんなデザインを見るのが好き。空と海の写真を撮るのが趣味。

この記事の監修

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