メルマガを活用して実店舗への集客を効果的に行うコツを知りたい方へ。
ただ闇雲に配信をし続けるだけでは、効果に見合わない労力を重ねることになってしまいます。しかし、メルマガ配信において、具体的にどのようなポイントに気をつければいいのでしょうか。
そこで今回は、メルマガで実店舗へ集客するコツやメルマガの活用例などについて詳しく解説します。
これからメルマガを導入しようと考えている方、あるいは既に運用中の方もぜひご覧ください!
ページコンテンツ
メルマガで実店舗へ集客するコツ
メルマガを活用して実店舗への集客を成功させるためには、以下の方法が考えられます。
読者リストを効率よく集める
メルマガを始めるためにはまず、メルマガ配信のための読者リストが必要です。
ただし、「メルマガを始めた」と口でいっても集められる数には限りがあります。店頭やウェブサイト、SNS、口コミサイトの自店ページなどにQRコードを設置して、オフラインとオンラインを組み合わせた集め方をしましょう。
またイベントやアンケートなどでメールアドレスを収集するのも効果的です。
登録を促進するためには、初回登録特典やポイント付与などを提供する必要もあります。お店ならではの強みを全面に押し出した、魅力のあるキャンペーンを考えてみてください。
読者リストをグループ分けしておく
集めた読者リストすべてに同じ内容を配信するよりも、あらかじめそれらをグループに分けておき、それぞれに合った内容を配信する方がより効果的にメールマーケティングができます。
たとえば来店したことのある読者リストと、そうでないリストを分けておくだけでも、後者にだけ始めての来店を促すためのお得な限定クーポンを配信することが可能です。
これによりキャンペーンの費用対効果が上がります。また読者を誕生月で分けておくことで、お誕生日キャンペーンなどを実施することも可能となります。
「お得感」と「特別感」が伝わる内容にする
大切なことは「お得感」と「特別感」です。これを基本として、読者にとって価値のある内容を提供することで店舗への集客を促すことができます。
お得感は、メルマガ限定クーポンなどキャンペーンを通して伝えることができます。あなたのお店のメルマガを受けとることで読者がどのようなメリットを得られるかを具体的にイメージして、価値をつけていきましょう。
特別感は読者が自分にだけ向けられた情報だと感じることで成立します。メルマガでは個人名などをメールに自動で入れ込むことが可能ですので、Web広告やSNSなど他のO2O手法よりも特別感を与えやすいです。
お誕生日キャンペーンや地域限定キャンペーンなどが出来るように、なるべく読者を小分けにしてグルーピングもしくはリスト化しておくと、よりパーソナライズした内容を配信することができます。
「このメルマガを見ているあなた限定!」というワードを使うだけでも、特別感につながります。
配信タイミングと頻度の最適化
配信タイミングと頻度を適切に設定することも重要です。
過剰な配信は読者に嫌われる可能性がありますが、頻度が低すぎると効果が薄れます。
たとえば週に1回の配信や特定のイベント前に配信するなど、戦略的なスケジュールをあらかじめ計画しておきましょう。
夏休みやハロウィン、クリスマスなど季節のイベントのときには顧客の購買意欲も高いことが多いです。この時期を逃さないように、メルマガであらかじめ宣伝して集客をするべきです。
効果測定と改善
メルマガの効果を測定し、継続的に内容の改善をおこなうことも大切です。
メルマガの場合、ポスターや新聞掲載などの紙媒体よりはるかに効果の測定が簡単です。どのくらい見られているのか、どのくらいクリックをされているのかがわかれば、そのメルマガのなにが読者にとって魅力的だったのかを分析することが可能になります。
日頃から開封、クリックの状態を見て、どのコンテンツやタイミングが効果的かを把握しておきましょう。
O2Oにおけるメルマガの効果とは?
O2OとはOnline to Offlineの略で、オンラインの施策によって実店舗へ集客をするマーケティング手法のことです。
O2Oマーケティングにおけるメルマガの効果は、新規顧客の獲得とリピーターの促進にあります。
オンラインでメルマガを通じて顧客に情報を提供し、クーポンや特典などのオファーで実店舗への来店を誘導します。
このアプローチにより、Webでの情報発信と実店舗での購入を連携させることができます。
またメルマガは情報を好きなときに好きな内容で好きな相手に発信できることから、集客の即効性が高く、さらに臨機応変に対応できる媒体といえます。
顧客の購買履歴や行動データを活用してパーソナライズされた情報を提供できるため、顧客満足度の向上にもつながります。
O2O戦略の一環としてメルマガを活用することで、効果的な集客と顧客ロイヤリティの向上が期待できます。
メルマガはもう時代遅れ?
一部では「メルマガは時代遅れ」との声もありますが、実際にはその効果はまだまだ健在です。
ここではその理由について解説させていただきます。
LINE公式アカウントでは4人に3人がブロック経験ありという調査結果も
SNSが普及する中で、メールマーケティングを避ける企業もありますが、最近ではその価値が見直されています。
確かにSNSのほうが登録は気軽かもしれません。しかしLINE公式アカウントでは登録者の76.5%、4人に3人以上がブロックしたことがあると答えたアンケート調査があります。
参考:Lステップの調査結果
登録が気軽なぶん、ブロックするのもまたハードルが低いのでしょう。
BtoBにおいてメルマガは非常に強い
ビジネスにおいて、メールはいまでも必須ツールです。業務中も連絡手段として触れることが最も多いツールといえるでしょう。そのなかでメルマガに目を通す人も少なくはありません。
その影響から、メルマガは企業をターゲットとしたBtoBの商品を売るには最適のツールといわれています。
実際に株式会社クロス・マーケティングの調査によれば企業やショップからのお知らせを受け取る手段はメルマガが圧倒的に多いという結果がでています。
また同調査でBtoBの場合は業務の役に立つようなハウトゥ系メルマガが特に求められることもわかっています。
参考:https://mailmarketinglab.jp/mailmagazine-report-2024/
多彩な表現が可能
またLINE公式アカウントでは決まった大きさ・色・フォントの文字と絵文字でしか本文を表現できません。文中に画像を挿入することも不可能です。(文章の前、もしくは後ろに挿入することは可能です。)
それに対して、メルマガではhtmlを活用することで多彩な表現ができます。
まるでチラシのようにお得情報をカラフルに見せたり、スタイリッシュなデザインを施して、よりコンテンツとして作りこむことも可能です。
このようにメルマガは表現力が高いことから、LINE公式アカウントに代表されるその他ツールとはまた別のアプローチをすることができるのです。
アルゴリズムに左右されない
さらに、メールはSNSのアルゴリズムに左右されず受信トレイに届くため、開封率やクリック率の高い効果的なコミュニケーション手段として活用されています。
パーソナライズが可能
メールマガジンを効率的に運用することで、来店やクーポン利用のタイミングに合わせてパーソナライズされた情報を配信できます。
多種多様なツール
またメールマガジンの配信には多種多様なツールが存在することも魅力です。企業のニーズに合ったツールを選ぶことができるので、内容や規模に合わせた費用対効果の高い運用が見込めます。
実際のメルマガ活用例を紹介
メルマガの効果的な活用例として、以下のような具体例があります。
ある家具メーカーは、商品情報をカタログ風にしてお得情報を盛り込み、顧客が好みの商品をひと目で見つけられるようにしています。この手法は、顧客にとって楽しい閲覧体験を提供し、最後までメルマガを読んでもらう効果があります。
また、ファッション通販サイトでは、クーポンの付与やタイムセールの実施などでお得感や限定感を出し、顧客ごとの購入傾向を意識したパーソナライズを行っています。
さらに、ある食品メーカーは、自社商品を活用した料理レシピをメルマガに掲載し、料理に興味がある層の購買意欲を高めています。
ファッションやコスメのメーカーは、デザイン性を重視したスタイリッシュなメルマガを配信し、顧客の視覚を満足させています。
人気ゲームメーカーは、新作情報をコンスタントに配信し、顧客の目を引くことでファンを増やす効果を狙っています。
まとめ
メルマガは低コストで効果的なマーケティング手法として、多くの企業に利用されています。
読者リストを小分けにグループ化することでよりパーソナライズされた情報を配信できますし、「お得感」や「特別感」を伝えることで高い効果を発揮することが可能です。
今回の記事に書かれた特性を理解し、効果的なメルマガ運用を行うことで、顧客との関係を強化し、売上や集客に繋げることができるでしょう。
初心者にも始めやすいO2Oマーケティングの手段として、ぜひメルマガを検討してみてはいかがでしょうか?
コンビーズメールはシンプルで続けやすいメルマガ!
弊社のメルマガサービス「コンビーズメール」は、初心者でも始めやすく、続けやすいことが強みです。一番の強みは他社にないシンプルさ。はじめてのメルマガに挑戦する方にぜひオススメのツールです!
・使い方がとにかくシンプル! ・分析も必要最小限なので混乱しない! ・月額4,400円〜でリーズナブル! |
ぜひこの機会に、始めの一歩を踏み出しましょう!